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術後は、どうして重いものを持ってはいけないのでしょうか?
去年の12月に開腹手術をしました。(準広範子宮全摘) 退院後約2ヶ月が経ち、後遺症も良くなってきています。 少しずつ体力が回復してきていると思っているのですが、本日、自転車を使い、約6キロの荷物を持って、郵便局、図書館、銀行、本屋さんなど用事を済ませると、とたんにおなかが痛くなってきて、買い物中も、疲れてきました。 無理をしたと反省しています。 今日は2時間の外出でしたが、半日以上、メトロを乗り継ぎいで用事をすませても問題のないこともありました。 単純な質問で申し訳ないのですが、術後はなぜ重いものを持ってはいけないとされているのでしょうか? よい とは、どう考えても思えないのですが、不思議で質問させていただきました。宜しくお願いします。
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おなかには「腹圧」という体の内部の圧力がかかっています。重いものを持ったり運動したりする時は、横隔膜が下降してこの腹圧が高まり、全身の力を体幹で支えようとする自動反応が起こります。 風船の一部に傷が付いて破れやすくなっている時に膨らませたら……。 というわけで、無理をなさいませぬように。
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- j-renjo
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#2です、補足質問に回答します。 >腹力の圧力が高まる と膨らむのでしょうか? >押されて小さくなるようなイメージがあるので >すが、 そうですね、圧力が高まるためには、縮んでいる必要があります。横隔膜が下がることで腹腔内の空間は縮みます。ただ、そうして高まった圧力はどこかに逃げようとして、縮んだ箇所とは異なる箇所が膨らみます。腹の下と背中側は膨らむ余地がほとんどありませんので、柔らかな腹が膨らむことになります。 例えば通常の腹式呼吸を考えてみてください。息を吸う(横隔膜を下げて肺を広げる)と、自然と下腹が膨らみますよね。でも、かけた圧力が全て逃げ出せるわけではないから、腹の圧力感・充実感は感じられます。 武道などでは逆腹式呼吸といって、息を吸った時に腹もぐっと引き締めて、腹圧をぎりぎりまで高めて打撃の威力を引き出す工夫もあるようです。
お礼
何度か読み返し、お話を理解しました。それでお腹が膨らむんですね。 レジデンツの方の「腹帯は退院後もつけたほうがいいですよ。なかには、半年は巻いてる人もいますよ。」との言葉を思い出しました。傷口の保護だけでなく、腹圧の調整の意味もあったのかと…。 これからは、納得して無理な行動はしないように出来るようになります。時間の経過を持ちながら、回復していきます。 お時間と知識をいただき、感謝しています。本当に有難うございました。
- dalma
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傷口に力を入れると、傷口が開くからでは?? 重いものを持つと言う事は、腹に力が入るということで… ちがうかな??
お礼
dalmaさん >腹に力が入るということで… なるほどー。 お腹の丹田が体の中心とする言い方を聞いたことがあります。 外の傷は、くっついていても中は、見えないんですよねー。(^.^) 小さな傷が、悲鳴をあげたかな? 回答を、いただきありがとうございました。
お礼
j-renjoさま ご回答を、ありがとうございます。 腹圧、横隔膜と考えたこともありませんでした。 ‘体幹’って?と調べたところ、身体の胴部分で、腹筋や背筋が充実していてスポーツ選手などは、力が発揮できる体の部分なのですね。(うまく理解できてませんが)軸になる部分なのでしょうか。 筋力含めて低下しているときに、完全でない部分の腹圧が高まることで、負担が増え疲れやすくなると考えたらよろしいのでしょうか。 なるほどー。と思いました。 外来には、いまも通っているのですが、「お腹の痛みは、癒着じゃないだろうし、神経ないから痛むはずない」というお答えでしたので、出来るだけ気にしないようにしていました。 何故?という気持ちがあっても、先生もお忙しく、質問することが出来なかったので、このような形で教えていただき本当に嬉しく思っています。 身体には様々なパーツがあり、相互的に機能していると思うと、想像できないくらい絶妙な仕組みで人は生きているんだなと思いました。 あのー。ひとつ理解できていないことを伺っていいでしょうか? 腹力の圧力が高まる と膨らむのでしょうか?押されて小さくなるようなイメージがあるのですが、 標高の高い地域で、運ばれてきたポテトチップの袋がパンパンに膨らんでいるのと同じなのでしょうか。なにか基本を理解していなくすみません。 痛み止めを飲んで安静にしていたところだいぶ収まってきました。お気遣いをありがとうございました。