- ベストアンサー
ガソリンの流通について
こんばんは。 エネルギー関連のカテゴリにするかどうか迷いましたが、こちらに・・ 元売り会社からスタンドまでガソリンや軽油、灯油などが流通する仕組を勉強しています。 業界の人間ではないので、なかなか見えない部分が多いなと感じています。 そこで、現場の方や経験者を始め、ご存知の方がいらっしゃいましたら、この業界に関する情報を教えて頂けませんでしょうか。(良く分かるサイトなどでも結構です) 知りたいのは、業界全体(漠然としてますね^-^;)なのですが、例えば、 ・市場規模 ・元売会社の数や売上規模 ・中間卸のようなものがあればその数など。。 ・スタンドの数 ・元売直営の数と一般小売の数の比較とか。。 ・小売と中間卸、卸と元売の間の商慣習 ・流通の各段階における価格・掛け率(一般的な)であるとか。。 自分でももちろん調査していますが、実際の現場の新鮮な情報も欲しいと考えています。 非常に範囲の大きな質問ですが、全体をざっくりご説明いただける方、こんな情報もあるよといった方、いろいろ教えて頂ければ幸いです。 よろしくお願い致します。
- みんなの回答 (4)
- 専門家の回答
質問者が選んだベストアンサー
>ガソリンはモービル、灯油は日石、のような感じで、複数帳合で仕入れている小売さんなどはあるのでしょうか?? この件に関しては、元売とそのマークを掲げているスタンド間で、特約や代理店契約を結んでいますので、他社製品を仕入れることは、契約違反となります。但し、灯油に関しては、目を瞑る事も多いようですので、充分考えられますが、契約外の油の仕入ルートは、元売からでなく、商社などからの業転(業者間転売)が殆どではないでしょうか。 勿論、商社も元売から買っているのが殆どですが、製油コストの問題から、予測需要量を上回って生産された製品が多いほど、この業転価格が下がります。同様に特約・代理店も下がるかと言うとそうではなく、稀に事後調整されることもありますが、殆どは、市況に反映されてから仕切下げとなる場合が殆どで、タイムラグがあります。一般小売店は、仕切に対して販売価格を決めるのでなく、市況に連動することが多いと思います。 もう1つ仕入の際のインセンティブは、販売数量と支払債渡によって決まりますが、大手の何店舗もスタンドを持っているディーラーで無い限り、安売りをするより、高く売って販売数量が減った方が良いと思います。ただ、結局のところは、ビッグディーラーの安売りに巻き込まれて市況は落ち込みますが・・・。
その他の回答 (3)
- ns0817
- ベストアンサー率27% (73/263)
概ねご認識戴いた通りだと思いますが、ドトールもFCですよ。馬鹿高いロイヤリティーは取られると思いますが・・・。
お礼
ns0817様 重ねて御礼を申し上げます。本当に勉強になりました。 もう少し、質問状態で置かせて頂きたいと思います。 締め切りは少し遅くなるかも知れません>< ありがとうございました!!
補足
ありがとうございました。 非常に勉強になりました!
- ns0817
- ベストアンサー率27% (73/263)
>見方によっては優越的地位の乱用(とまではいかないと思いますが)とも見え、公正取引法の観点から見ると、ずるいような気もします。 その代わりに、安定供給が約束されています。需要過多で元売が業転したものを買い戻す事もあります。よって、業転の玉(製品)が少ないなんてこともあります。また、品質保持という意味合いもあります。例えば、海上降しの規格外ガソリンの製品輸入を買った場合など品質は、著しく低下しますので、各社ブランドイメージ低下の防止策としても他社買いを禁止しています。ちなみに、他業種のFC店ではよくありますよね。例えば、ドトールコーヒーでスタバのコーヒーを売っていたら問題ですよね。 >供給過多になると業者間転売価格は下がる為、商社ルートから仕入れる油は安いが、特約ルートからの仕入れ価格は、供給過多になっても、需給バランスによる価格の変化はすぐには反映されない、という事でしょうか? その通りです。仕切価格が違っても市況に影響が出なければ、問題なしと言う観点です。ちなみに、仕切は、エリアプライスといって、市況をベースに計算されています。 >お客様の求めているサービスの一つに「低価格」は含まれますが、他にも求めているサービスがあると思います。それを提供するコトも大事ですよね。 価格競争の激化により、過度のサービス競争が発生しました。現在の利益なんて、良いところで車1台平均200円程度です。ポンプを回すには電気も使いますし、給油には、人件費も掛かります。その上、10Lや千円定額のお客さんにまで窓拭きに灰皿清掃。その結果、水抜き剤やら添加剤やらと、必要も無い商品を売りつけるスタンドも増えたました。サービスは何も要らないと、レギュラー満タンでバタンとドアを閉められるお客さんも増えました。それに、コンビにやらスーパーに慣れ親しんでしまい、セルフの方が居心地が良いのかもしれませんね。 >元売>スタンド運営会社と、直接取引きが主流なのでしょうか?それとも、間にいくつかの段階があるのでしょうか? メーカーによって異なりますが、新日石やモービルなどは、特約店を通して仕入をするサブ店というのがあります。これは、ポンプ1~2機程度の昔からの小さなスタンドに多いと思います。特約・代理店に関しては、元売から直接買っています。業転を買う場合は、商社などを挟みますが・・・。 変な構図ですが、直接買うよりも、中間業者を通した方が、全く同じ製油所の同じ製品でも若干安い場合が殆どです。 結局、安くすれば売れるだろうという安易な考えが多すぎると言う事でしょうか。結局、売値が安ければ、収入は減りますし、収入が減れば生活も慎ましくなる。結果的に、他の業種にも影響が出る。他の業種に影響が出れば、自分の売り上げも更に減る。それを安売りで転嫁することは、到底不可能であることに気付かない・・・元々、協調性を重んじる民族が競争社会に転じたために生じた悪循環なのでしょうかね。おっと、余談でした。長々とすみませんでした。
お礼
>おっと、余談でした。長々とすみませんでした。 いやいやいや!非常に勉強になりました。 >変な構図ですが、直接買うよりも、中間業者を通した方が、全く同じ製油所の同じ製品でも若干安い場合が殆どです これはちょっと驚きですね。でも、先ほどの、供給過多における業者転売で安く入手できる、というご説明とあわせて考えると、「確かに安くは手に入るが、安定供給の面で考えるとちょっと。。」という事でしょうね。なるほど。。 >価格競争の激化により、~ お客様のニーズが多様化している、とどの業界でも言われる事ですが、GSの業界でも同じようですね。 確かにセルフはコンビニやスーパーと共通した集客要素がありますね。 >エリアプライス この言葉から推察したのですが、仕切値は元売が一緒でも一緒(インセンティブはおいといて)、ではなく、地域の小売価格(市況)を見て決定される、という事ですか。。そういうトコロでは元売も小売のコトを考えていますね。 >ブランドイメージ低下の防止策 なるほど。確かに、ガソリンにはブランド名など印刷されていませんからねw 消費者からみると、エッソの看板のついたGSでガソリンを購入すれば、それは全てエッソ製だと思いますよね。なるほど 理解しました。 >ドトールコーヒーでスタバのコーヒーを売っていたら問題 これは、、確かにそうですが、スタバやドトールは全て直営ではないでしょうか?w(私が知らないだけでしょうか ^-^;)でもいわんとしている事は十分に理解できているつもりです。 >メーカーによって異なりますが、新日石やモービルなどは、特約店を通して仕入をするサブ店というのがあります。これは、ポンプ1~2機程度の昔からの小さなスタンドに多いと思います。特約・代理店に関しては、元売から直接買っています ふむふむ。。これはつまりはある程度の規模で商売していれば、元売も直接取引きするけど、小さなGSだと債権面や効率を考えて、間に一社介在している状況、という事でしょうね。なるほど。。 私の理解に誤りがあれば、また指摘して頂ければ幸いです。本当に非常に勉強になりました。 ありがとうございました!
- tootyann
- ベストアンサー率29% (57/194)
自分で調べましょう 民族系と外資では生い立ちの違いからセサクに大きな違いがあります。店舗の立地条件も違いますし、デリバリにかかり経費も違います。 製油所が同一にもかかわらず、仕入れ単価に何でこんなほどの違いがあります。 購入する量で仕入れ単価(バックマージン)が決まるため 量販に走ります。売価が下落しまして陥没単価の地域が発生します。 潰れます。 元売は離れてゆきます。支援しません。 元売は生き残ります。
お礼
ありがとうございます。 メーカー>小売まで商品が流れる他の業界と大差はありませんね。やはりどこも小売には厳しいというか、当たり前というか。。 ガソリンはモービル、灯油は日石、のような感じで、複数帳合で仕入れている小売さんなどはあるのでしょうか??
お礼
なるほど、ありがとうございます。いくつか気になるトコロがあったので、お時間のある時にコメントを添えて頂ければ幸いです。 >特約や代理店契約を結んでいますので、他社製品を仕入れることは、契約違反 私も法律に詳しい訳ではありませんので、アレなのですが、この契約条項はどうなんでしょう。。見方によっては優越的地位の乱用(とまではいかないと思いますが)とも見え、公正取引法の観点から見ると、ずるいような気もします。。 >勿論、商社も元売から買っているのが殆どですが、製油コストの問題から、予測需要量を上回って生産された製品が多いほど、この業転価格が下がります。同様に特約・代理店も下がるかと言うとそうではなく、稀に事後調整されることもありますが、殆どは、市況に反映されてから仕切下げとなる場合が殆どで、タイムラグがあります。 なるほど、ちょっとイメージが難しかったのですが、供給過多になると業者間転売価格は下がる為、商社ルートから仕入れる油は安いが、特約ルートからの仕入れ価格は、供給過多になっても、需給バランスによる価格の変化はすぐには反映されない、という事でしょうか? 後半部分については、なるほど。。と感じました。スタンドも厳しい業界ですね。どんな業種の小売によく言われることですが、顧客獲得の答えを安売りだけに求めると、結局、市場原理的に取り扱いの大きなトコロに太刀打ちするのは難しいですよね。。 お客様の求めているサービスの一つに「低価格」は含まれますが、他にも求めているサービスがあると思います。それを提供するコトも大事ですよね。 最後にひとつ補足で質問なのですが、 流通ルートは、元売>スタンド運営会社と、直接取引きが主流なのでしょうか?それとも、間にいくつかの段階があるのでしょうか? よろしくお願い致します。 重ねてありがとうございました!