- 締切済み
スピーカーの台・・・
こんにちは、皆さんはスピーカーの台に(専用以外で)どういうのを使っていますか? よろしくお願いします。
- みんなの回答 (4)
- 専門家の回答
みんなの回答
スピーカーと一言にいっても、ブックシェルフ、トールボーイ、フロアなど、大きさや形状が様々ですので、一概にはいえないのですが.... 私の場合、ブックシェルフは机や棚の上においていますが、状況によって敷くものは変えています。例えばスチールデスクの上の場合、フェルト・金属・ウッドブロックを組み合わせており、リビングの棚の上においているものはウッドブロックのみです。 メインで使っているトールボーイは、フローリングの上に設置していますが、下から順に、高分子素材の薄いシート・黄銅製インシュレーター・サクラ集成材のボード・黒檀製スパイク受け・鉄製スパイク、という感じです。 基本的に、音を聴きながら必要そうなものを足したり引いたりしながら調整しますが、たいてい複数のものを組み合わせます。少なくとも、市販品を1つだけ使って成功したことはありません。(というより、「何にでも合う」ことが市販の条件でしょうから、70点・80点は出せても100点になるのは極稀なケースに限られると思います。) 経験上ですが、どう使っても悪い作用しかしなかったのは、ブロック塀に使われる類いの発泡コンクリートです。間違いなく中域が抜け、高域がキンつきます。逆に、ドブ板などに使われる高密度のコンクリートは、高域が耳障りなことを除けば比較的使いやすかったと思います。フェルトやコルクで整えてやれば使えそうです。 また、SPF材やMDFの板も締まりがなくなったり、響きが吸い取られる傾向にありました。MDFはスピーカーのエンクロージャーに多用されますが、強固に固定されているからであって、響かせるための素材ではないといえます。(まさかMDFでギターやバイオリンは作らないでしょう。) 他に、大理石や人工大理石も人気ですが、これらも意外にクセが強いようなので、買いました良くなりました、という代物でもないと思います。(単に音が変化することと、本当に良くなることは全く別。) 最終的には天然素材か、カーボンや高分子素材などのハイテク製品が良いように思います。が、いずれにしても、聴きながら調整しないことには、最良の結果は得られないでしょう。 蛇足ながら、そういう意味で、部屋や機器とのバランスを取りながら調整しないと、たとえメーカー指定の専用スタンドでも、市販のスタンドでも、100点満点にはなり得ないともいえると思います。