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ウイダーinゼリー(プロテイン)
ウイダーinゼリー(プロテイン)のたんぱく質は、ペプチド1gとコラーゲン3gの計4gで成り立ってますよね。これってかなり少ないですよね。何か特別な秘密でもあるのでしょうか?牛乳なら7gぐらいのもあるし、そのうえカルシウムまで摂れますけど、もしかして運動後に飲むなら牛乳の方がいいんですか? ウイダーinゼリー(プロテイン)も(エネルギー)の のように、携帯する人のためとか、運動しなくても吸収しやすいとか、そういうタイプのものなのでしょうか? どうか教えてください。
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説明足らずだったようで申し訳ありません。 〉たんぱく質よりアミノ酸の方が重要ということでしょうか? いえそんなことはありません。というかたんぱく質=アミノ酸です。たんぱく質を構成するのがアミノ酸です。肉や魚に含まれるたんぱく質は消化されこまかくされるとアミノ酸になります。基本は食事でしっかりたんぱく質を摂り、運動後などはタイミングよく、「効率的に」とるためにアミノ酸のかたちで・・・ということです。 〉それの働きがイマイチよく分かりません。 アミノ酸は20種類あります。皮膚や髪の毛、臓器、筋肉、鼻水や消化酵素に至るまで私たちの身体はたんぱく質でできていますから、そのすべてにアミノ酸は使われています。例をあげるとコラーゲンはおはだをなめらかにし、細胞と細胞つなぐ役割を持つたんぱく質ですが、コラーゲンは主にプロリンというアミノ酸から構成されています。ですから「コラーゲンたっぷり」というフカヒレを食べても、「プロリン配合」の製品をとっても同じ働きです。 〉つまりこの修復過程をスムーズに行わせることで筋肉が付くということでしょうか? そうですね。アミノ酸をとらないでも筋肉はつきますが、「効率よく」つくということです。よく筋肉痛になりますが、これは運動などでダメージを受けた筋肉が、材料不足で速やかに修復できなかったために起こる痛みです。 〉一体何に使われるのかよく分かりません。 分岐鎖アミノ酸(バリン、ロイシン、イソロイシン)が筋肉になります。そのまま材料という言葉で合っています。 〉スムーズにいくことがさらに筋肉を大きくするのですか? というわけではありません。スムーズにいくことによって、疲労感や先ほどの筋肉痛が出ず、またトレーニングや運動がすぐ出来る。そのためより早く、筋肉がつきやすいということです。筋肉痛の痛みが心地よい・・・という人はアミノ酸はとらず、ゆっくり修復してもよいわけです。 〉そのため筋肉をつける栄養剤は筋肉の修復をスムーズにさせる材料としてつくられた物なのですか? アミノ酸はスムーズにさせる材料ではなく、筋肉そのものになります。アミノ酸サプリメントはそもそもアスリートたちがいかに競技レベルを向上させるか、身体づくりを効果的にやるか、ということから研究開発されたものです。壊れた筋繊維の戻りが早ければ、すぐトレーニングできます。前回申し上げたように、食事は消化吸収に時間がかかりますし、筋肉に必要なアミノ酸を多く食事から取ろうとすると肉を1kg食べなくてはいけなかったりします。そうすると余計な脂肪も摂ってしまうことになりますし、まず1kgの肉を食べるのは難儀です。そこで、いかにアミノ酸だけを、消化に時間がかからないようにとれるか・・・ということでつくられたものです。 トップアスリートに限らず、一般にスポーツをする人でも身体の中は同じことが起こってますから、だんだん広まってきたというわけです。ただ今やアミノ酸と書いてあればなんでも売れる時代なので、20種類のうち何が入っているのか、ということが問題です。「燃焼系」と書いてあっても、入っているアミノ酸が脂肪を燃焼させるかどうかは消費者には分かりませんからね。 こんなんで分かりましたでしょうか・・・。 参考にこちらも合わせてご覧ください。http://www.aminovital.com/about_ami/amino_jouhou.html 長文で失礼いたしました。
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- A1014ST
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ウィダーインゼリー(プロテイン)のたんぱく質はHPで確認しましたが、乳タンパク3gとコラーゲン1gのようですね。 合計で4gのたんぱく質ということですが、健康食品としては少なくはないと思います。現在の(たんぱく質=アミノ酸)の健康食品、サプリメントでは1回分として4000mg(4g)含まれていれば立派なほうだと思います。実際アミノ酸研究の第一人者の「味の素」の「アミノバイタル」のゼリーでも1500mgしか含まれていません。顆粒になれば2200mg、3600mgとありますが・・・。 確かに牛乳コップ1杯には6~7gのたんぱく質がとれますが、自然食品に含まれるたんぱく質は食べた量がそのまま吸収されるわけではありません。いくらかのロスがあるのです。ですからトントンくらいなんでしょうか・・・。 さて、運動後にとるには、アミノ酸、ペプチド、たんぱく質(食品)の順でよいです。運動により壊れた筋肉の再生は運動後2時間以内に始まります。アミノ酸は運動後の疲れた身体に消化の負担をかけず、速やかに吸収できる形になっています。遊離アミノ酸の場合、摂取後30分で血中にピークになるというデータもあります。運動後にゆで卵などを食べたとしても、消化して吸収するまでに3~4時間はかかります。その間にも筋肉は修復しようとしての材料を必要とします。最後にペプチドですが、いくつかのアミノ酸がくっついたものなので、CMでも言うようにまとめて吸収されますが、吸収後いったん肝臓に運ばれ、利用するために遊離のアミノ酸に分解されます。ここでも生体に負荷かがかります。ペプチドは単に腸内から消えるのが早いだけで、利用されるのはアミノ酸が速いのです。 また、運動に適したアミノ酸が入っているかが一番問題です。運動にはBCAA(分岐鎖アミノ酸)が適しています。ですから(プロテイン)は運動用というより、日ごろのたんぱく質不足とカロリーが気になる方の空腹紛らわし、エネルギー補給程度に利用するのがいいかと思います。
補足
ご返事ありがとうございます。でも失礼ながら、 ちょっと複雑すぎて分からなくなってしまいました。 たんぱく質よりアミノ酸の方が重要ということでしょうか?それと、それの働きがイマイチよく分かりません。 吸収しやすく、体に負担をかけず、筋肉修復の材料となるのは分かりました。つまりこの修復過程をスムーズに行わせることで筋肉が付くということでしょうか? 吸収されやすいのは分かりましたが、一体何に使われるのかよく分かりません。筋肉を修復するのは分かりましたが、筋肉をつけるにあたってのアミノ酸の効果がわかりません。壊れた筋肉の細胞が修復された後に筋肉がより大きくなるのは知ってますが、もしかして修復がスムーズにいくことがさらに筋肉を大きくするのですか?そのため筋肉をつける栄養剤は筋肉の修復をスムーズにさせる材料としてつくられた物なのですか?
お礼
>長文で失礼いたしました とんでもございません。詳しく教えていただきありがとうございます。プロテイン&アミノ酸に対する知識が増えました。アミノ酸ってよく耳にしますが、かなりの働きものなんですね。これを機に食事にも注意しながらアミノ酸を活用させていきたいと思います。 もう一つの方の回答にもポイントをつけたかったのですが、同じ方へはできないということだそうなので・・・。