プラスチック製品の射出金型。初期の製造方法は?
プラスチック製品は、金属金型のオスメスを作って合わせ、その隙間に溶かしたプラスチック樹脂素材を圧力をかけて注入し、隙間に充てんすることで型通りの製品を作ります。
この金型ですが、現代ではコンピュータ制御されたマシンに3次元の設計データを入れれば、その通りに作ってくれる事でしょう。また、その設計図もCADなどを使用して作りますから、いまどきドラフターとかT字定規などの出番もないでしょう。
しかし、それは現代の話です。
プラスチック製品やポリ製品が出始めの頃のプラ製品、ポリ製品はどうやって金型を作っていたのでしょうか?
ポリバケツなど、単純な形ながら、完璧な直線、曲線、一定の厚みを持っています。
この金型を作るのに、槌とノミでこつこつ彫刻していたら時間もかかるし、あれほど正確なものは作れません。しかも大量生産のためには金型も大量に必要ですし、消費者の要望に合わせて多数のサイズや形を用意しなくてはなりません。
ベーゴマや和同開珎のような物でしたら、実物大の型を作って、それから「砂型」を作り、それに溶かした素材金属を流し込めば作れますが、複雑な形の射出成型の型に砂型は使えません。(ごく単純な型ならイケるかもしれませんが)
木製の型でオスメスを作る、ということも出来なくはないですが、おそらく射出の圧力に耐えられないでしょう。(これもごく単純な型なら可能かもしれませんが)
ポリバケツやプラスチック洗面器などが出まわり始めたばかりのころの、「射出成型の金型」はどのように製造していたのか、ご存じの方、ご回答お願いします。
お礼
ご回答有難うございました!そんな商品があるんですねぇ。その名もズバリという感じで効きそうですね。私と同じネバネバに悩まされてる人も多いのかな。ホームセンターあたりにあるのかな。早速さがしてみます。情報どうも有難うございました!