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特定調停のデメリットは
先日特定調停が終了し、4社で310万円あった残債務が4社計で80万円程度に減額され、今月から毎月3万円の支払いが始まりました。早いのは来年夏に、最も期間が長いのでも3年弱で完済となります。 多重債務で悩んでいたころに比べ経済的にも精神的にも随分楽になり助かりました。今後は残債が完済されるまでしっかり頑張りたいと思います。特定調停を行った事でのデメリットを詳しく教えてください。よろしくお願いします。
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和解が成立したこと、おめでとうございます。 頑張って完済される事をお祈りいたします。 作成された調停調書が判決と同様の効力がありますから、過怠約款に該当するような違反行為をすると(簡単に言うと返済が遅れる、返済継続が困難になること)、この正本を債務名義と称して給与や動産の差押がなされる事を肝に銘じて完済をして下さい。これが第1点です。 第2点は、払い続ける事などが出来なくなった時は、多くは自己破産に進むしかない状態になります。民事再生の場合は、再生計画の2/3以上返済が完了していると、ハードシップ免責と言って、残債が免除される事と比べると、デメリットと言えるでしょう。 第3点は、無担保・無保証と言う形態での借り入れは出来なくなります。つまり、担保や保証人という借り入れは、一般的な消費者金融では余り手を染めていないため、いわゆる町金や、高利・悪質な金融が多い領域になります。充分注意してください。 第4点、消費者金融会社が銀行融資保証を受け持つようになってきましたから、銀行借入や買い物のローン等の障害となる事も予測されます。(これまでは信販会社が多くを受け持っていた)完済後の6年程度、信用情報の時効で抹消されるまで10年近い間、つまづく事があるかもしれません。 第5点、重い支払いから大幅に軽減された事から、新たな借り入れを起こし、借り入れできた先がもっと高利で督促が厳しいため、更に深みにはまり立ち行きいかなくなる人がいること。リストラや収入減少が理由ではない為、自滅型の人と呼べるのでしょう。 法的に債務整理したら、ある程度の制約を受け、不必要な借財を起こそうとしない事が最善という事でしょうか。 担保や保証人の付く住宅ローン等は影響ないはずですから、ご安心ください。
お礼
アドバイスありがとうございます。 自分のふがいなさからご迷惑をかけた方がいるごとを肝に銘じ、今後はしっかり返済し信用の回復に努めたいと思います。 本当にありがとうございました。