ほとんどの人は専門学校を卒業し、アパレル会社に就職し
企業デザイナーとしてキャリアをスタートするのだと思います。
が、saebabaさんは恐らく自らのブランドを立ち上げるような
デザイナーに憧れているのかな?と思い
以下にその類の典型例をあげてみます。
まず、70年代。
すでに大御所である川久保玲や山本耀司の世代ですが
この世代はマンション・メーカーと呼ばれたインディーズ(独立資本系)の走りで
川久保玲はスタイリストを経て「コムデギャルソン」を立ち上げ
山本耀司は大卒後、文化服装学院で学び直し「ワイズ」を立ち上げています。
マンションの一室を借りて自らのブランドを立ち上げたというので
当時「マンションメーカー」と呼ばれたのですが
今でいう「ネット・ベンチャー企業」に近い感じでしょうね。
次に90年代。
もはや若手の大御所といってイイと思うのですが
高橋盾やNIGOは文化服装学園在学中に
自分たちのショップ「ノーウェア」を開店し
自分でつくった服をそれぞれ「アンダーカバー」「ベイシンング・エイプ」の
ブランド名で売り始めましたね。
いわゆる「ストリート」「裏原」系の走りです。
で、最近。
尾花大輔の感性の話はさておき
彼は原宿の古着老舗「ゴー・ゲッター」でユーズドリメイク等を手がけた後
「エヌ・ハリウッド」を立ちあげたと記憶しています。
服作りをどのように学んだか?は知りません。
#2もある宮下貴裕は、青山のショップ「ネペンテス」で
企画、プレスを務めた後「ナンバー・ナイン」を立ち上げましたね。
服作りは独学で学んだと聞いています。
ベルギーのアントワープ王立芸術学院したことで話題を呼んだ福薗英貴は
スタイリスト熊谷隆志がディレクターを務めるブランド「GDC」に入社して実務経験を積み
今シーズンから自らのブランド「ウェラアバウツ」を立ち上げましたね。
ショップ経験を積んでいるのが、最近の特徴なのでしょうか?
以上、参考になれば幸いです。
お礼
すごく参考になります!ゴーゲッターの話は初めて知りました!まだ自分の夢というものが曖昧な形をしているのでもっとたくさん勉強して少しずつ形作っていきたいです。また何かあったらよろしくお願いします!ありがとうございました!