海上における携帯電話の電波
昨日、北海道の長万部沖で、漁船の転覆事故があり、その事が判明したのは、乗組員3名の内、2名が携帯電話を使用して、船上から自宅に連絡をしたからだという事を、テレビのニュースで知りました。
ニュースでは、転覆した漁船そのものは見つかってはいないものの、その漁船の備品が沖合15kmの海上で見つかったそうです。
そこで疑問に思ったのですが、携帯電話の電波は、ミリ波帯で、空気中の水蒸気で吸収されやすく、2km程度までしか届かないと聞いた事があります。
又、波長が短い故に直進性が高い筈であるにも関わらず、何故、水平線の向こうの、沖合15kmの海上から通話出来たのでしょうか?
(仮に、事故後に流されたため、携帯電話で連絡した場所と、備品が発見された場所が異なるとしても、13kmもずれるものでしょうか)
【参考URL】
<漁船転覆>3人乗り、全員不明 北海道・長万部町沖 (毎日新聞) - Yahoo!ニュース
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20110301-00000015-mai-soci
ケータイ研究所 > 仕組み > 電波
http://www.ieice.org/jpn/kodomo/keitai/system/data/wave.html
お礼
お忙しい中、具体的なご回答いただきありがとうございます。 おかげさまですっきりいたしました。ありがとうございました。