最初の就職が失敗したんですね。
今では転職が当たり前になりつつありますが、新卒と中途では会社によっては対応が異なります。
新卒の場合は、そのまま正規雇用となりますが、中途の場合は会社によっては、契約社員という扱いで数年たたないと正規雇用になれないということもあります。
そうなると当然給料も低いですし、その後の昇進にも響きます。
(うちの会社は一部上場企業ですが、学歴や経歴によって変わります。新卒理系は基本的に院卒しか募集していないので)
ということで、やっぱり新卒にはかなわないんですよね。
政府はリスキリングで転職し収入アップみたいなカッコいい横文字を並べて人の流動化を勧めていますが、そうなれるのはほんの一握りです。
多くの人は、次になかなか就職が決まらず、非正規で安い賃金で働かされています。
経団連が自民党の最大支援組織で、大企業の経営者は正規雇用にしてしまうと簡単に首切りができない、非正規だと安い賃金で会社都合で簡単に首切れるから。
今、経団連は労働基準法を改正して、正規雇用でも首が切れるような改正を政府に求めていますよね。
(今、賃金アップが表に出ている。賃金をアップすると雇用保険とか社会保険料もアップし、会社としての支出が増えてしまうから。)
自民党も経団連にそっぽを向かれると、選挙で勝てなくなりますから、その意向を何らかの形で組み入れてくるのではと思っています。