読みやすい訳の文学を教えてください
読書や文学には縁のない人間ですが、最近、落語調に訳されたゴーゴリの「鼻/外套/査察官」(浦雅春 訳/光文社古典新訳文庫)を読みました。
このようなわかりやすい本を紹介してもらえないでしょうか。
学生時代は受験に必要な文学類を一通り目を通しました。本当に目を通しただけで、内容は頭に残っていません。
その後も、読む本は理論書だけで、文学とは無縁の生活。
観劇やバレエに誘われても、そのあらすじや本を相手方に送ってもらい、それで何とか切り抜けてきた状態。
映画やドラマにもほとんど興味がなく(仕事に関連するドキュメンタリーやノンフィクションは観ますが)映画から原作を読むという行動に移ったこともありません。
ですが、上記の本と出会い、内容の残っていない作品や理解出来なかった作品に、もう一度挑戦したいという意欲がわいてきました。
訳者によってこんなにもわかりやすく読みやすい物になるのだというのも知りましたので、今まで足りなかった教養部分を埋め合わせていきたいと思っています。
そのような作品を、紹介してもらえないでしょうか。
名前が長くて1ページ目からうんざりしたロシア文学でも、山勘があたって赤点スレスレだった日本の古典文学でも、何でも構いません。
基礎教養の部分に当たるような文学作品で、読みやすい本をぜひご紹介ください。
お礼
早速のご回答ありがとうございます! 井出薫さん、忘れてましたが好きでした。 私も朝雲の回、大好きです。 近所の本屋には売っていなくって、 遠くの大きな本屋まで買いに出かけたことを思い出しました。