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高校3年受験生です。
本当に世界史が苦手で、勉強時間もほとんど世界史に割いているのですが模試で3割も取れません。10月の模試で世界史5割以下です、、。日東駒専レベルの大学を目指しているのですが、現実的に考えて、志望校を下げた方がいいんでしょうか。あと3ヶ月で入試ですが、頑張れば入試までに間に合うのでしょうか。🥲
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少し長くなりますが、以下のとおりお答えします。 >本当に世界史が苦手で、勉強時間もほとんど世界史に割いているのですが模試で3割も取れません。10月の模試で世界史5割以下です、、。日東駒専レベルの大学を目指しているのですが、現実的に考えて、志望校を下げた方がいいんでしょうか。あと3ヶ月で入試ですが、頑張れば入試までに間に合うのでしょうか。 ⇒どんな勉強をしていますか。失礼ながら、勘違いがあるかも知れませんね。例えば、参考書などで問題とその正解を見て、それを直接覚えようとしていませんか。…もしそうだとしたら、それが成績の上がらない元凶です。つまり、世界史の出來が悪いのは、勉強時間の問題ではないのです。受験大学のレベルを下げるとか、頑張れば入試までに間に合うかとかの心配より前に、世界史の「勉強方法の改善」を考えることをお勧めします。 歴史の勉強は、小さい項目を個々バラバラに覚えてもほとんど役に立ちません。そもそも、覚えきれるものでもありません。箇条書きしながら、順を追って述べます。 A.俯瞰(ふかん=全体を上から眺めること) 世界史学習の基本的なスタイルとして、「小から大へ」でなく「大から小へ」向かうようにします。つまり、まず、歴史の流れを時系列の沿って、「有史前→古代→中世→近世・近代→現代」のように分け、それぞれに「大まかな年代」を対応させておきます。世界史年表や教科書の目次を大いに利用しましょう。世界史を「体系的に理解するため」の下準備です。 B.教科書の大項目 教科書の目次は、大体次のような構成になっています。例えば、三省堂版『詳解世界史』ではこうなっています。第Ⅰ編:歴史的世界の成立、第Ⅱ編:諸世界の歴史的展開、第Ⅲ編:近代世界の成立、第Ⅳ編:近代世界の変容、第Ⅴ編:現代の世界。この各編の冒頭にある「概観」をよく読んで、世界の史的変化の区分と流れを大まかに理解しておきます。 C.中小項目 上記Bの各編は、3~5個の章に分かれています。例えば、第Ⅳ編の「近代世界の変容」は、第1章:ヨーロッパ市民社会の展開、第2章:アジア・アフリカの変動、第3章:帝国主義の時代、となっています。さらに、この各章は、3~7個の節に分かれています。ということで、これらの章や節ごとに、内容を簡潔にまとめてノートに書き留め、時代ごとの出来事やその前後関係を把握しましょう。 D.「まとめ」の手抜き といっても、1つ1つの章や節の内容をまとめてノートに書くのはかなり大変ですので、とりあえず見出しだけでも書きつけて、前後に適当なスペースを空けておきましょう。そして、それを座右に置いて、教科書や参考書で知ったことを、「その内容がノートのどこにあるテーマと同じか」を突き止め、そこに概要を書き写します。 上述したことを要約するとこうなります。世界史の試験などで出題される問題や個々の設問は、当然ながら限定された狭い範囲の事柄を扱いますので、その1つ1つをいくら覚えても学力にはつながりません。問題の解答や説明を理解して、それを歴史的潮流全体の中のどこに位置づけられるかを調べ、その「前後関係、因果関係(原因・結果)などを分析し、認識して」はじめて歴史の勉強をしたことになる、ということです。反復:個々の事柄をバラバラに覚える限りは、どんなに時間をかけても世界史の実力にはなりません。 以上のような学習法の利点は、①世界史を体系的・包括的に把握できる。②小さい項目を個々バラバラに覚えようとするとすぐに飽きるのに対し、むしろこの学習法では興味が拡大する。③新しく知ったことを、ノートの該当箇所につけ加えることで、相互に関係づけられ、「整合性のとれた歴史的知見や世界史の知識」を増やしていけます。そして、時々ノートを見返してください。「ほとんどが頭に入っている!」ことに気づくことでしょう。世界史の成績が上がること必定です。入試までに十分間に合うと思います。
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- yokohamatakurou
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>部活を引退した8月末から平日4時間、休日7時間ほどやっています。国語は偏差値68、英語は偏差値55で、判定はEでした。😢 なるほど。世界史さえなんとかできれば逆転のチャンスはあるのですな。8月末から始めたということは実質まだ1か月ちょっとで受けた模試なのだから、諦めるのは早計という感じもします。その期間じゃたぶん教科書1周分のおさらいも済んでいないのでしょう。とはいえ「3割もとれない」というのもなかなか切ないものがありますね。 視点を変えて、世界史以外に受けられる教科はあるのですか?あるとしたら、その教科と世界史とどちらが好きですか? 入試というのはいろいろ損得勘定を考えるよりもシンプルに自分の好きな教科を選ぶ方がうまく行くことが多いです。逆に言うと、世界史より好きな教科がないなら、あれこれ迷わずに世界史で突き進むことをお勧めします。社会科というのは一通りの学習が済んで全体を俯瞰できるようになったときに、大きく成績が伸びることがあり得る教科ですから、そんなに簡単にあきらめる必要もないでしょう。 ところで、国語はほぼ放置でいいと思うけど、英語はしっかりやったほうがいいですよ。大学受験で一番大事なのは配点比率から言っても英語なのですからね。他教科の苦手を英語で補うことはできても、英語の苦手だけは他教科では補えないのが大学受験というものです。
- yokohamatakurou
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ちょっと情報が少なすぎてこれだけでは判断できないです。「勉強時間ほとんど」というのは1日何時間くらいの勉強をいつごろから始めているのですか?また国語や英語はどのくらい取れているのですか?模試の判定はどのランクですか?
- maru8989
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志望校の入試で世界史がどの程度の点数配分を占めているのかにもよるのでは? 受験科目が少ない場合、世界史で大きく点を落とすと厳しいかもしれませんね。 ただ個人的には志望校はギリギリまで1つでも高いレベルで設定しておくことをオススメします。 試験当日はとても緊張しますので、普段の実力の8割が出せれば御の字だと考えると 日東駒専希望ならそれより少し上のランクの大学に受かるつもりで勉強すると良いと思います。 色々と悩む時期かと思いますが、体調に気をつけて頑張って下さい。 応援しています。
補足
部活を引退した8月末から平日4時間、休日7時間ほどやっています。国語は偏差値68、英語は偏差値55で、判定はEでした。😢