ビタミンB群について。

質問

人間の体にとって、ビタミンB群って、必要な栄養素でしょうか？
とても気になりますので、是非教えて下さい！

回答No.1

noname#259322 · ベストアンサー

ビタミンとは、
「エネルギーを産生する三大栄養素に比べれば必要量は微量だが、人体が生命を維持するのに必須。だが、体内ではほとんど生成できないので、食事から摂取する必要がある物質」
を指します。

言葉は多少違いますが、厚生労働省によるe-ヘルスネットのビタミンの項目もご覧ください。
https://www.e-healthnet.mhlw.go.jp/information/dictionary/food/ye-027.html

当然、ビタミンB群も人体にとって必要な栄養素です。

ビタミンB群はビタミンB1、ビタミンB2、ナイアシン、ビタミンB6、ビタミンB12、葉酸、パントテン酸、ビオチン、この8種類を指します。
なぜビタミンBだけ8種類もあるのか、なぜこれらの名前が全部ビタミンB1～8でないか、などなどは発見と命名時のすったもんだに原因があります。まあ慣行的にB群とまとめていると言っても良いです。
この中にはビオチンのように多少は腸内で生成されるビタミンもありますが、まったく摂取しなければ死ぬビタミンもあります。

たとえば、ビタミンB１の欠乏でかかる脚気です。
主に糖質の代謝に関わるビタミンの１つのため、不足すると、糖質をエネルギーとする大脳や神経が機能しにくくなり、やがては死に至ります。
日本においては明治から大正にかけて猛威をふるったことで有名です。毎年年間数万人が亡くなりました。脚気にかかるとその死亡率は4％前後あり、その辺の感染症よりも高い恐ろしい病気でした。

特に戦時の兵隊に多かったことはよく知られています。日清、日露戦争において日本軍は数万人の死傷者を出していますが、死亡原因1位は脚気でした。
（あわせて約5万人が死亡しましたが、脚気による死者は約3万人。戦闘による志望よりも多かったのです。なお日露戦争のほうが被害が甚大で、25万人が脚気に罹患したと言われています。さらに、経験的にビタミンB１を摂る方法を知って防げた海軍より、森鴎外の感情論に従った陸軍ばかり被害者を出したことは有名な逸話です。）

簡単にビタミンB群の役割を知りたいなら、国立健康栄養研究所のビタミン解説のページを貼りますのでぜひご一読ください。
https://hfnet.nibiohn.go.jp/vitamin/

回答No.2

takochann2

ビタミンの定義が、人体で十分合成できないが生命維持に必須の物質ですから言わずもがなです。