そう信じてお互いに進んでいく。二人が結ばれる縁なら、一度離れたって必ずどこかで結節点が生まれる。そう信じる根拠が今までの積み重ねであり交流歴だったりする。理想はお互いに一緒にいながら夢を追える事なのかもしれないけれど、二兎を追う者一兎を得ずになってしまう状態は避けたい。その部分が二人は共通している。彼からすれば好きな人と一緒にいられる事は安心感を得られる反面、ストイックになれないというデメリットもある。夢に対して全力投球したい。自分の持っているエネルギーを惜しみなく注ぎたい。そう考える彼は、好きな人であるあなたに注いできたエネルギーを、夢の方に注入する事を選ぼうとしている。やるだけやってみたという感覚を得る事がとにかく大事。今の自分が持っている力は出し切ったという感覚が大事。お互いに好き同士交流し合ってしまうと、そこには一定のエネルギー「消費」が発生してしまう。お互いの存在感が支えになって夢に対して向き合っていくというスタイルもあるけれど、彼はそういうスタイルを選ばない。退路は断ちたい。好きな人へのエネルギーや存在(感)を残したままの夢アプローチは実に中途半端だ。中途半端を選びたくない彼は、一旦離れるを選ぼうとしている。あなたが複雑な気持ちも良く分かる。夢の為にストイックになれる彼を改めて尊敬したい気持ちもある。でも、夢を追う彼のサポーターにはなれない寂しさ。あなたからのサポートやアシストを求めて「いない」から離れるが選べてしまう。離れる=必要とされない状態が始まる。そう考えるととても寂しく、不安になる。あなたは可能なら、好きな人と夢との両立をしたいと思っているはず。彼は専念スタンスを選んだ。その違いに対してあなたは今少し思う事があるんだと思う。言われてみてどう?寂しいという感覚は、今まであなたが彼からどれだけ多くを「与えられて」いたかという何よりの証でもある。夢に向かって頑張ろうとしている彼と未来で合流したいなら、あなたも自分の夢に向かって目の前の日々を丁寧に積み重ねていく必要がある。離れる事のメリットは、ダラダラしない事でお互いの存在感を再評価しやすいという部分にある。常にお互いの存在を意識した状態で過ごす事は、微妙な「消耗」が続く事を意味する。使わない部屋の電気をつけっぱなしにして、高い電気代だけを払い続けるような。使わないなら一旦消す。そうすれば、再び電気を灯した時に、その明るさに大きな魅力を感じられる(しかも経済的)。またいつかスイッチを入れて、点灯出来るような関係でありたい。その気持ちをあなたも持ち続けながら、あなたもしっかり目の前の日々を積み重ねていく。好きな人に頼らずに日々を積み重ねていけてこそ、合流した後の二人の関係にも未来が見えてくる。寂しくて仕方無いという感覚は本心でもあり、少し相手に依存していたというあなたの現れでもある。未来で合流したいと思える人が「いる」幸せ。お互いに成長した同士、再び巡り逢いたいと思える人が「いる」幸せ。自分も夢に向かって羽ばたいてバージョンアップしていく、そんな自分を見て欲しいと思える人が「いる」幸せ。離れて失う事ばかりに囚われない、前向きな気持ちのセットアップも大事な大事なパートナー力なんだと思うからね☆