同じ集落の本家から分家してきて私で7代目の新潟県民ですが、「雪下ろし」…いえいえ、大昔は「雪掘り」と言っていた由です。
雪を屋根から下ろすのではなく、雪の中から家の屋根を掘り出すイメージですね。
話に聞くほど雪は降らず、雪下ろしで済む今でも、襖やドアは開かなくなりますし、散々です。トイレを使っている間にドアが開かなくなったらどうしようと不安です。
にも関わらず新潟に住み続けるのは、食べ物や水がうまいせいかな?
(大学時代の学友は『秋田とか新潟のように水が旨い地域には美人が多い』と言っていましたが)
小学生の修学旅行のとき、米を持参させられました。日頃はそれほどうまいとは思わなかった飯ですが、その時旅館で食べた飯の不味かったこと!
誰言うとなく「米を換えられた!」という話になりました。
高校のころ、東京へ行ったのですが、水がまずかったこと。筆舌に尽くしがたいというのはこのことだと思いました。まぁ今は新型浄化装置で、ペットボトルに入れて販売するくらいうまいらしいですが。
呑んだことがないのでハズレかもしれませんが、消毒や脱臭が行き届いても、雪解けの水の「旨さ」のとは性質が違うんじゃないでしょうかね?
うまさでなければ、先祖が守ってきた土地に対する義務感か。
今の新潟は、雪さえたいしたことがなければ、台風は来ないし大雨も干ばつも、阿賀野川や信濃川が処理してくれます。まぁ以前は「〇〇切れ」みたいな堤防決壊・大水害を起こしたようですが、今は「5月の天候は日本一」と地元紙が自賛するほどです。
お礼
ドン・キホーテでふらっと買った、人生初・ガチの魚沼産コシヒカリ、明らかにうまくて腰を抜かした記憶があります。