辛口でいいというので辛口で書きますけど、正直申し上げて「基礎的な技術不足」と感じます。
「型があっての型破り。型がなければ形無し」という言葉があります。
型破りなことができる人、例えばピカソなんかはそもそもデッサンとかが素晴らしいです。10代で普通の技法を極めてしまったくらいなので、何か新しいことをやらないと先がなかったというような天才です。
でも質問者さんの絵の人物なんかは、基礎的なデッサンができてないじゃないですか。基礎的な力がないのに、小手先で奇をてらったってそりゃ通じないですよ。
私が「小手先で奇をてらっている」と酷評する理由が、背景です。背景が雑ですよね。テキトーに描いているのがバレバレです。
不気味っぽい絵を描くような人で本物の人って、なんていうか身を削って描いているんですよね。ゴッホなんかがそうで、彼の狂気がキャンバスにぶつかっているから我々の心を動かすのです。
質問者さんの内面から出ている狂気がそのレベルなら、それならそれでいいと思います。ということは普通の人ってことですから。もしキャンバスから狂気がドバドバと出ていたら、芸術作品としては素晴らしいけれど、おそらく作者(質問者さん)の心身はバランスを崩すことになるでしょう。「狂ってる(褒め言葉)」ってやつです。
質問者さんは、自分の内面から出てくる「表現したいエネルギー」を具現化したいのですか。それとも「世間から評価される作品を作って売ってお金にしたい」のですか。
もし後者なら、もっと絵画の勉強と練習をしたほうがいいと思います。そしてひたすら「一般ウケするのはどのような作品か」というのを追求すればいいと思います。そうすりゃ売れるようになると思います。
もし内面から出てくるエネルギーを表現したいなら、世間の評価も売れる売れないも関係なく、ひたすら自分の内面から出てくるエネルギーを筆にぶつければいいと思います。それを世間が評価するかどうかは関係ないことです。もしかしたら質問者さんが死んだ後に評価されるかもしれません。ゴッホみたいにね。
ゴッホが評価されているのは狂気に囚われてから以降の作品ですが、あの作品群は彼は売るために描いたものではなく、あくまでリハビリとして描いていたものです。それが死後になって評価されるようになりました。
補足
貴重なご意見ありがとうございます。 >>辛口でいいというので辛口で書きますけど、正直申し上げて「基礎的な技術不足」と感じます。 私もそう実感しています。 ですが、わざと歪に骨格を描いてリアルに表現するという形をとっています。 とは言え、まだまだ歪に描くにしても骨格の勉強をもっとしないとならないですね。 なるほど、私の様な絵は小手先で奇をてらっているわけですね。 意図して小手先で奇をてらっているつもりはありません。っというか、明るい絵が描けないんですよね。 暗い絵が好きというのもありますが、私自身生まれつきネガティブで いじめ、裏切り、失恋、嫉妬などが人より強いためか作品に負の感情が浮き彫りになるのだと思います。 その後は鬱を患い、発達障害だと診断され、今も精神的に身を削りながら日々作品を描いているつもりです。(私の心に秘めた狂気をゴッホのようにうまくコントロールできていないのかもしれません。) といのも、発達障害で鬱の時点で当たり前の様に友達と遊んだり恋人が出来て結婚したりとかいう夢はとっくに捨て、 今は自分と同じ様に苦しんでいる発達障害の人たちに俺みたいな奴でも絵で評価を得られるんだ!と勇気や希望を与えるためだけに生きています。 話を戻し、確かに背景適当ですよねw なんかこう、どろっとした背景描きたくて右の方は垂らした背景にしたんですよね。 あの、出来れば背景に関するアドバイスなど頂けますか? 細かく背景を描くのが面倒でして。 わがままですいません。