FIFA(国際サッカー連盟)は、今年3月にロシアをワールドカップの代表とロシアをホームグラウンドとするクラブチームの追放を正式に決定しました。
なのでFIFAが絡むサッカーの大会ではロシアのチームは一切出場することができません。
中国やインドもワールドカップの予選にエントリーしていますが、弱いので予選で敗退しています。
ワールドカップで4回の優勝を誇るイタリアも、今大会では予選で敗退してワールドカップに出場することができません。欧州はイタリア、オランダ、フランス、イングランドといった優勝候補レベルの国でも出場ができないくらい予選突破は厳しいです。
アメリカは野球、バスケットボール、アメリカンフットボールが盛んなのでサッカーの人気はあまりありません。なのでそんなに強くなく、ワールドカップに出られないことがよくあります。
なお、サッカーはむしろ国際関係をややこしくするというか、そういう問題を持ってくる人たちがしばしば存在します。
日韓戦で韓国の人たちが昔のことを持ち出してくるのはよくあることです。また、ドイツ代表とクロアチア代表が試合をしたときは、かつてナチスドイツが旧ユーゴスラビアに侵攻した歴史から、クロアチア代表の監督が試合前に選手たちにロッカールームで「君たちの父親や祖父がドイツ人にどんな目に遭ったのかを思い出すんだ。今日、君たちはヤツらの頭の上に爆弾を落としてやるんだ!」という激を飛ばしたといいますから、そういう面倒くさいことが持ち込まれるのはしょっちゅうです。
あと私、昔ブラジルで行われたブラジル対アルゼンチンの試合を生中継で見たことがありましたが、試合前の国歌斉唱でブラジルはアルゼンチン国歌を演奏しませんでした。はい、演奏しなかったです。これはあり得ない非礼なことなのですが、誰も気にしていませんでした。どうも「一音鳴らしたから演奏はした」ってことだったらしいです。
一方で、ブラジル国歌は2番まで歌っていました・笑。1番が終わって歌手がマイクをおろしたら2番が始まって、歌手は慌てて2番を歌っていました。なんでもアリな世界です。
お礼
戦争の代わりのスポーツという本来の意味では逆なのかなと思います。