「人権」と言う言葉の使い方
日常生活のいろいろな場面で「人権」と言う言葉を耳にします。
読んで字の如し、「人としての権利」なんでしょうけれど、
これって具体的にはどういう‘権利’を差しているんでしょう?
どこかで「人権とは私対公の関係においてのみ表在化する」なんてのを読んだ事があります。つまり、
個人と国家、個人と自治体、また時として個人と自治体並に巨大な団体等(大企業など)という関係においてのみ語られるものであると。人権対公権力ってことですね。
であるならば、「Aという一個人がBという一個人の人権を侵害した」なんて使い方はそもそも間違いなんでしょうか?
AがBを殺す事はすなわちAがBの人権を奪う事になるのでしょうか?
個人によるプライバシーの侵害=人権侵害なんでしょうか?
こういった事は単に刑事、民事上の問題であると同時に
すべて「人権問題」となりえるんでしょうか?
今ニュースで話題のNGO、外務省、鈴木宗男氏を巡る
「言った言わない騒動」の中で鈴木氏がインタビューに答え、
「人権に関わる・・・」といった発言をされていました。
正直、「え?そこで人権が出てくるの?」と思ったんですが。
「言語」のカテゴリーで質問すべきかとも思いましたが、
あえてこちらでお伺いしました。
お礼
それで十分な回答です。ありがとうございました。