大体あなたの想像通りなんだと思う。恋愛的な打算性は無いけれど、同じ音楽に価値を見い出せるあなたとのコミュニケーションは想像以上に楽しかった。その感覚は嘘では与えられない。あなたが彼の気を引く為に彼に人工的に寄せて発言していたら、恐らくそこまで話も盛り上がらず、CD貸して欲しいという発言も生まれてこなかったのかもしれない。もちろんあなたから誘っている時点で、ある程度は寄せに行っていたあなた。出来れば彼に良い印象を与えたい。なんとか彼の興味関心を惹きたい。会う前はそう思っていたあなた。でも、実際に向き合って好きな音楽が話をしていた時、不思議とあなたからは打算性が消えていた。音楽の話で盛り上がった事自体が楽しくて、嬉しくて。気づいたら片想いの彼からの評価を得たいという欲よりも、単純に音楽の話で盛り上がれた事が嬉しくて、それ自体を楽しめている素直な柔らかいあなたがいた。そのシンプルなあなたの波長が彼にも伝播した。彼も楽しかったんだと思う。楽しかったという感覚は余韻を残す。そして、その余韻を名残り惜しいなと思う。シャイで口数が少ない彼が、CD 貸してとあなたに伝えた事自体が、彼の中であなたとの間に生まれた余韻を消したくないという行動の原動力になっている。そのCD貸してには打算性は全然無い。単純にあなたとの余韻が惜しかった。今までは惜しい、でも···結果としてシャイな自分の方を優先してきた彼。あなたに対しては不思議と意思表示が出来た。あなたの方から誘われて実現している今回の交流。わざわざ誘ってくれる=あなたからの評価あり。そんな見えない安心感が彼の一歩にも繋がっている。それまでは比較的受け身だった彼にも、音楽の話やその盛り上がりを通じて少し心の自発性が生まれてきた。その心の自発性に素直になった行動= CD 貸して発言なんだと思う。素直になった行動だからこそ、あなたも素直に嬉しいなと感じられてこそ。彼の行動や気持ちの成分分析を始めてしまうと、せっかく二人の間にシェアされた楽しいという感覚を無くしてしまう事になる。それはもったいない気がする。あなたが思っている以上に、彼にとってはその音楽の盛り上がりが楽しかった。あなた的にそこまで置きに行ったり稼ぎに行った訳では無いんだけれど、あなたから誘って交流したという流れも含めて、意外なところに彼側の心の自発性の萌芽があった。それをあなたも心から嬉しいと思えてこそ。彼のその自発性の新芽の中に仮に未来の恋のつぼみ(可能性)があるとしても、いきなり新芽に栄養剤をぶっかけたらあっさり枯れてしまう。成長や段階に合わせて使っていく栄養(気持ち)が大事。今の彼にはあなたとのコミュニケーションを楽しむという成分だけで十分。逆に言えばそれを与えて欲しいと思っている彼に対して、あなたもしっかり与えていけてこそ。その為にはあなた自身も楽しむ気持ちを忘れずに、思いを重いにせずに、軽やかな自分自身に繋げていける片思いであってこそ。そんなあなたをプロデュースし続けていけば、案外彼との進展はスムーズに進んでいく可能性もある。結果としてそうなれば良いなとは思いつつ、先にでっかい思いを拵えて、逆算で彼の事を待ち構えるようなあなたにはならないように。相手の気持ちサイズにシャイな彼はとても敏感だから。待たれていると思ってしまうと動けない。彼の持つ繊細さも理解しながら、お互いに共有していける楽しさの幅を少しずつ広げていけると良いよね☆
お礼
この度は回答頂きありがとうございます。感謝です! とても参考になりました! 的確な回答ありがとうございました!
補足
その後、「CD返したいんだけど〜?」と連絡を待ってみましたが 数ヶ月が経ってしまい、相手もどう切り出して良いのか分からなくなってるのかな?と感じたので こちらから遊びに誘った際に返してくれました。 会う機会は、私が作らない限り発生出来ない事は承知しています。 ↑が続編でしたが どう感じますか? どう感じますかなんて聞かれても分からないですよねん………… ちなみに、回答者様のおっしゃる恋愛的なテクニックの例はどんなものを指しますか?