• 締切済み

老後資金・学資貯金としての外国債券

 老後資金及び学資を貯金するために、ゼロクーポン等20年前後の外国債券を買おうか迷っています。  私の資産状況は約10%が株式投資、残りはネット系銀行の定期や国債で今後一部を社債や投資信託に移行予定です。外国債券を保有する国・為替等リスクは承知しています。また、今回は老後資金等に特化して質問してます。  ***皆様のご意見をお聞かせください。***  債券は長期金利の高い時に買ったほうが有利といわれ、かつ今後長期金利は高金利になると見られるので、債券の買い控えされている方が多いようです。  しかし、満期あるいは満期直前まで保有するつもりであれば良商品に感じられますし、今後高金利時代が到来すれば債券を売却し高金利商品へ乗り換えをすれば、今から20年前後の資金運用としては運用率が良いように思われます。 そこで(1)老後資金等としての外国債券を購入するのはどう思いますか?またその理由をお聞かせください。 ついでに(2)外国債券の口座管理料が無料でかつ20年前後の外国債券を扱っている証券会社をご存知でしたら教えてください。

みんなの回答

回答No.3

批判的な意見が多いようですが,私はある一定の範囲で持つことには賛成です. 為替リスクは当然ありますが,日本の円だけというのは実は円以外の他国の通貨に対するリスクを負っているということだと思います.既に輸入大国であり,これからも他国からの輸入なしでやっていけない国だと思います.国そのものが為替リスクを背負っていると思っていいのではないでしょうか. 日本はもうすぐ人口減少に入って老人大国になろうとしています.こんな国がますます発展するということはあまり期待できないでしょう. たしかに敗戦後から驚異的な経済成長を遂げましたが,それは過去のこと.当然まだまだ発展する分野はあるでしょうが,総体的には伸びない国だと思います. 質問者さんの年齢が不明ですが,老後と思われているときまで20年以上あるのなら,逆に積極的に外国通貨を持つべきだと思います.

emgc
質問者

お礼

補足説明をお願いしてから数日経ちましたので、勝手ながら終了させていただきます。 ご意見くださり、ありがとうございました。

emgc
質問者

補足

ご回答ありがとうございます。 国のリスクという部分については私も老後に向けて思慮している部分です。 私の場合、老後までの期間が30年以上あるので、今は米国や欧州国が中心となっている世界がどう変わるのかもわかりませんよね。そうなると米国国債を20年前後保有するより外貨定期等をこまめにチェックして外貨の入れ替えをしていった方がリスクが取れるような気がします。 Mad_in_USAさんが「あるい一定の範囲で持つことには賛成」とした理由の中で単に外貨ではなく外国債券を選ぶことに賛成する理由があれば少し詳しく教えてください。 宜しくお願いします。

  • puruton
  • ベストアンサー率20% (55/264)
回答No.2

 資金の運用は株か債券というのが基本であり、機関投資家も、その時々の価格により株と債券をいったりきたりします。米国債は債券の中でも国際的に安全性が最上級のものであり、投資対象として検討する価値はあります(格付け会社をどう見るかにもよりますけど)。  ちなみに、20年債券(ゼロクーポン)を購入する場合、大和証券のサイトによると、2024/11/15満期のもので、 現在価値は35.46です。すなわち、今35.46ドル払うと、20年後には100ドルもらえるということです。金利換算だと、 5.276%(年1複利)だそうです。  こんな金利は日本では貯金でも債券でも考えられません。日本が超低金利の今、当然考えていい投資先の一つだと思います。  なお、外債を買う場合には、一番怖いのが為替です。利子でもうかっても、為替が下がれば元も子もないからです。ただ、為替抵抗性をどう考えるかです。  すごく極端なモデルとして、現在、日本の金利がゼロ%、1ドル100円とします。100万円もっているとします。(1)100万円を日本円で持っている場合、金利が無いので、20年後も相変わらず100万円です。これに対し、(2)100万円で20年債券を買うとします。20年後、米ドルが大暴落して、1ドル28円になったとしても、満期により元金が3倍ぐらいになっているので、債券を売ることにより100万円になります。(ちょっと複雑なので、紙にして計算してみることをおすすめします。)  すなわち、20年後、1ドルが28円以下になると思うなら、米国債を買わない方がいいと思います。「いや、機軸通貨がそんなことはあり得ない」と思うなら、米国債を買っていいと思います。  今の日本の詐欺的な超低金利の中、外債は当然考慮に入れていいと思います。  なお、外債は大和証券が非常にわかりやすいです。ホームページで、各債券の価格、利子が非常にわかりやすくのっているのでおすすめ。  また、債券は入り口の理論がやや難しいので、基礎知識として「債券取引の知識(第2版)」(日経文庫830円)をおすすめします。なぜゼロクーポンの方が利付き債券よりも金利が高いのかなどが分かります。

emgc
質問者

お礼

ご回答ありがとうございます。 私が検討していたのは米国ドルあるいはユーロの債券です。特に米国ドルの場合もし安くなりすぎると世界的に影響が大きいと思いますので、そういう意味で米国債券などはリターンの割にはリスクが低いように感じられました。また米国ドルが安ければ日本を含む他の通貨が高くなる訳ですから(どの通貨が高くなるかはもちろんわかりませんが)、そういう視点でみるとヘッジのような効果があると言えるかもしれませんね。 ng001さんのように反対される方、purutonさんのように賛成される方、賛否両論ですが結果よりもその理由付けに興味があります。お二方を参考にさせていただくと、老後年金等にかなりの割合の資産を割くのは投機とも言えますが、余剰資産の一部に当ててみるのも私は老後の楽しみとして面白いかもと感じています。 お教えいただいた書物を一読して外国債券取引の構造など勉強してみます。 ありがとうございました。

  • ng001
  • ベストアンサー率45% (105/232)
回答No.1

資産状況や年齢などによって考え方は異なると思いますが、私ならそのようなものに大切な老後の資金を投資しません。 カントリーリスクや為替リスクについては理解していらっしゃるようですが、実際にそのようなリスクに直面したことはないのではないかと思います。ヘッジ手段を持たないまま長期の為替に投資するのはまさに冒険以外の何物でもありません。 余裕のある資金であればどうぞ投資してみてください。世界の情勢を知るには格好の勉強材料です。でもその資金を大切な老後の生活に使うのであれば、やめるべきです。 かつて1ドルは360円でした。いくつかの変遷を経て240円になったのは20年前です。その後日銀の円買い介入で一気に円高がすすみ、一時は180円まで行きました。 240円のころでもゼロクーポン債はありましたし、そういうものに投資することがブームのようにもてはやされました。結果はご承知のとおり、大幅な円高が進み価値は半分になってしまったのです。 ハイリスク・ハイリターンという言葉はリターンだけに目が行き、リスクを忘れさせます。実はノーリターンということもあるということをよく念頭に入れておきましょう。 >今後高金利時代が到来すれば債券を売却し高金利商品へ乗り換えをすれば、今から20年前後の資金運用としては運用率が良いように思われます。 質問のこの部分が引っかかるのですが、金利が上昇するときの債券相場の動きはご存知ですか? 高金利が来る前に乗り換えればよいですが、金利が上がり始めると債権は元金が値崩れしてしまいます。つまり金利どころかキャピタルロスが発生します。一般の方がキャピタルロスを回避しながら債権を乗り換えることは期待できません。もちろん、満期まで保有していれば満額帰ってきますが、その間の低金利の分だけの運用損が生じます。 大切なお金です。冒険よりも安全を優先されたほうがよろしいと思います。ご参考まで。

emgc
質問者

お礼

ご回答ありがとうございました。 外貨資産は今まで余剰資産でドルMMFや定期を購入したくらいなので国・為替リスクに真っ向から直面したことはありません。でも円だけを保有するのに少し不安があるので世界へ分散したいなと思い、いろいろ調べた中で外国債券がどうして売れないか腹におちなかったのです。 金利上昇により債券の元本割れが生じるのはわかります。でも資産をこれから外貨定期等に収めておくよりも、満期まで外国債券を保有しておいた方が長期間でみて運用損も回収できてしまうのではないかな?と思ったわけです。 もっともこれもいつ金利が上昇し、またその反対となるかを素人が判断できませんので投機の部類に入ると言われればそうですが・・・。 ng001さんのご意見を見て1つの商品で長期運用をするのではなく、今の時代にベターな商品を入れ替えながら運用するという方向性が見えてきた気がします。 ご意見、ありがとうございました。