燃やしたゴミは「焼却灰」として最終的に埋め立てされてますが、
普通に焼却するだけではまだ量が多く、日本は国土が狭くて埋め立て用地がすぐ満杯になるので、
現在は再資源化の研究が進められ実用化も進んでいます。
今では鉄以外にも「様々な金属類」が資源として回収されてますが、
その過程で「重金属」と呼ばれる有害物質も発生するので、それを更に分解するなど新たに資源化する研究が行われている段階です。
将来的には「焼却灰は普通の土」として埋め立てる事を目標にできるところまで来てます。
この研究は「ゴミ灰」だげでなく下水の「汚泥」処理にも応用され、一部では鉄どころか「金」の回収まで期待されてる程です。
その技術は近い将来、日本周辺の海底で無尽蔵に眠っている「ハイドレード」と呼ばれる泥から貴重な資源を取り出す事にも活用される筈です。
処理技術の実用化が進めば、殆んどの資源を外国からの輸入に頼ってる現状からも抜け出し、日本が資源国になる事も夢ではなくなりつつあります。
もう少し時間は必要ですが、
現在はゴミ焼却灰の再資源化が進み、埋め立て廃棄される量は格段に減っていて、
将来は様々な金属類の資源として活用されるようになる筈です。