彼は基本的に自分自身の都合で動いている。自分自身の都合が全てあなたの都合と合致するとも思っていない。だからこそあなたが全てに応じてくれなくても、さほどストレスを溜めていない。しかも彼自身の都合は、その時その時の自分の感情や気分によって生まれるもの。計画性のようなものは無く、~したいと思った時に直ぐにそれを行動に移す。変な言い方になるけれど、~したいと生の感情をそのままあなたに対して届けられている時点で、彼側にはある種の達成感がある。自分の都合とあなたの都合が合えばそれはそれ。合わなくてもそれもそれ。そう考えている彼からすれば、結果として彼が求めた予定にあなたが合わせられない事はそんなにショックでも無いし、ストレスでも無い。彼のようなタイプにとって大事なのは、思った事は溜め置かずとりあえず出してしまおうという事。溜めない事がある種のすっきり&ストレス発散になっている。別に彼はあなたを都合の良い存在だとも思っていない。ただ、家の近さのような物理的な距離感も含めて都合がつけやすい「同士」だとは思っている。あなたとの最大の違いは、疲れを感じているか、いないかの部分。交際に向ける余力(のサイズ)の違い。あなたは仕事というメインの営みを終えた後、その余力の範囲内で彼と向き合っている。その余力はそんなに沢山は無い。時にはその余力が十分集まらない時もある。彼も基本的には同じ。彼にとって家が近所の彼女(あなた)と会う事は、それ自体が気分転換になるのは勿論、会いたいと思った時に会いたいと言える事自体もまたストレス発散になっている。生の感情を素直に届けられる相手はそんなに多くないから。短い時間でも会いたいと思える人がいるだけで、彼にとっては日々のポジティブな拠り所になっているんだと思う。あなたは都合の良い女性では無い。単純に余力の違いがある分、余力が多い彼に対して余力の少ないあなたはどうしても振り回されるような形になってしまうだけ。それでもあなたもしっかりNoはNoと言える自分を大切にしている。あなたはあなたの「都合」で彼に向き合っている。これで彼氏に嫌われる事やがっかりされる事を極力恐れるあなたがいたら、自分に無理をしてでも彼に合わせようとしているはずだから。あなたはあなたなりに自分の適量を考えながら彼と会っている。その目線はこれからも大切なんだと思う。余力がある時は彼のリクエストに応じる事もあるし、無い時は無理をしない。自分という限られた資本をしっかり見極めながら、あなたなりの自分操縦を大切にしていく事。その大事な目線は、これからも忘れないようにね☆