忘れてはいないんだと思う。ただ、振られた理由にそれなりの納得があれば、いつまでも思いを広げっ放しにする事無く、時間と共に丁寧に畳んでいく事はできる。そもそもあなたに彼女がいる事を分かった上で告白してきたのか?告白して初めてあなたに彼女がいる事を知ったのか?それによっても振られた後の気持ちの整理は変わってくる。あなたが分析しているようにプライドが高い彼女。ある程度自分に自信があるからこそ、たとえ告白する相手に交際中の彼女がいても、自分の魅力次第で上回れるという根拠の無い自信を持っている場合もある。プライドが高いがゆえに、一旦不成立になるとそこから更に頑張ろうとは思えない場合もある。もう一度頑張って機を見て再度告白する事よりも、同じ相手に2度玉砕するマイナスの方が先に浮かんでしまうから。一旦不成立になってしまうと自動的にその相手は圏外から外れやすい。そのプライドを逆手にとって、相手のプライドを尊重する形で振った相手からの逆アプローチが来た場合···彼女のようなタイプはもう一度その人を好きになる可能性もある。相手から告白されている時点で、自分の方が立場的にも心理的にも優位な状態が生まれる。振られた時点では自分の方が圧倒的不利な立場にあったのが、今度は逆に告白してもらう、追いかけてもらう側に自分の位置が変わったと感じると、相手は自分のプライドに邪魔されずに、過去の不成立のダメージを乗り越えて前向きになってくれる可能性もある。後は告白するまでの流れだったり、二人の積み重ねにも拠る。そこそこ親しくしていて、自分的に大丈夫だと思った状態で振られた場合は案外ショックを引きずってしまう。逆に、告白だけに特別な力を付託して、相手が彼女持ちかどうかも分からないような距離感からえいっと放り投げる形で放った告白は、相手側の陣地に上手く炸裂しても、不発でもそんなにショックを受けない。自分の中でダメ元的な感覚で告白しているのであれば尚更。むしろ告白するという外に出すという形で一旦心の整理がついてしまって、相手の返事に関わらずスッキリしてしまう場合もある。そういう気持ちになってしまうと、良くも悪くも心に済みマークがついてしまって、告白された側(ここではあなた)がまだ告白された際の余韻を微妙に残している以上に、告白した側(振られた彼女側)は以前告白したという行動の余韻をあまり持たずに、さっさと次のステージに進んでしまっている場合もあるんだと思うからね☆