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洗剤の新NANOXとは?水分の割合と洗浄成分について
- 洗剤の新NANOXは他社の洗剤よりも洗浄成分が多いことが特徴。
- 現在の洗剤はCMによると6割も水分を含んでおり、新NANOXでも3割は水分を含んでいる。
- なぜ洗浄成分を10割にしないのか、水分は洗剤作成に必要な要素なのかについて疑問がある。
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前の方が非常に的確な回答をしてくれているので、説明は割愛します。 液体洗剤の水分が腐る問題は大きいですね。全ての液体洗剤で起きる可能性がありますし、実際安い洗剤などでは洗浄成分では無い「ぬめり」がボトルに残ったりします。 これに対しては「完全に使い切って(最後は水を足して良く洗って)から洗浄、乾燥してから補充」しています。 液体石けん(ジェルタイプ、普通タイプ、濃縮タイプ)、粉石けん(単体、柔軟剤入り、漂白剤入り)、棒石けんを洗濯する物に合わせて使い分けています。 汚れのひどい物は汚れの内容に合わせて、作業着洗剤、汗などのニオイ除去タイプ、部分に合わせた補助洗剤と、さらに細分化して使い分けます。 タオルは柔軟剤入れた方が顔などへの肌触りは良くなりますが、吸湿力は落ちますので、単体粉石けん(柔軟剤の入っていないもの)のみで洗濯します。タオル本体の素材を良い物にして、柔軟剤無しでも肌触りが良い状態を維持できる、まぁ高級品を購入します。 洗剤が溶けきらない問題は、2度洗いで対応します。自動洗濯機の場合、蓋を閉めておかないとエラーになってコースが進行しません。これを利用して、初回はスピードコースを選択、水張りと洗濯だけ終了したところでエラーになりますからそこで中止。5分ほど待ってから、本来のコースを選択して今度は蓋をきちんと閉めてコースを進めます。 (ドラム式の場合は多分この方法は使用できませんが、「水張りと洗濯のみ」を設定できれば応用可能ですね) まぁ、非常に手間が掛かり、それなりに材料も揃えなければならず、時短にも繋がりません。メーカーの増収の思惑に踊らされてしまう訳です。本来はやはり2槽式洗濯機で洗う素材別、汚れ別等に分けて対応し、すすぎはまとめてとかがコスパは良いのですが、洗剤メーカーの思惑や使う側の面倒さから2槽式洗濯機そのものの入手がほぼ出来なくなっています。 棒石けんや純粉石けんと洗濯板や2槽式洗濯機を使用している限りは物理化学の知識は必要ありませんが(洗濯に対する経験値はかなり必要です)、液体洗剤や濃縮洗剤、柔軟剤などを正確に使用するためには物理化学の知識が必要なのです。なぜならば、洗剤の開発側がスペシャリスト集団だからです。どういう開発意図かをきちんと理解できないと同じくきちんと使用できないのは当然なのです。 とまぁ、突き詰めると非常に面倒な作業が伴い、それなりの知識が必要になりますので、「はぁ、そうなんだ~」で、適当に使うのが「吉」だと思いますよ。
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そんなこと言えば、粉石鹸なら、95%以上が洗浄成分ですよw いくらでも粉石鹸売ってるでしょう? 洗浄成分を濃くしたいだけならできるんですよ。 そもそも、なんで同じLIONが水ばかり入ってる洗剤も売っていたんでしょう? ちょっと考えるとわかってくるんですけどね。 洗濯で使う洗剤の量が、新型の濃縮洗剤で10mLとします。宣伝によると、従来のものは、25mLと書いてあります。 ただまぁ、これらの洗剤の値段は、1回あたりの使用量で考えると大体同じ金額になる様になっています。(新製品はお高めですね。) キャップなどで使用量を測りますから、ぴったりに出来るでしょうか? 新しいもので2mL無駄に使ったのと、従来のもので2mL無駄に入れてしまったのではどちらがコスパが悪いでしょう? 間違えながら多く使ってくれればメーカーは早くなくなるので嬉しい限りですね。 濃縮型の方がコスとは悪いですよね、1mLあたりの単価で比べれば倍くらい高いですので。それを多めに使って(捨てて)くれれば。 それに、このタイプの濃縮型液体洗剤って、これが初めてじゃなくて、前からもありましたよ。 使用量半分で良いなどの触れ込みで売っていたんですけどね。 したにも書きますが。 100%に近くにしたら液体じゃなくなってしまいます。 粉石鹸になってしまいます。 粉せっけんが嫌われるわけは、水に溶けきれないことがあるからです。 液体石鹸も、濃すぎると、うまく均一に混ざり切らないこともあります。 なんで混ざり切らないのか? これは洗濯時間を短縮するために、洗濯時間を短くしているからです。 粉せっけんが溶けきる、濃い液体せっけんが希望通りの濃度まで混ざって、そこからどれくらいの時間選択が行われるか?が洗剤の落ち具合の勝負になるのです。 でも、洗濯機メーカーは、終わるまで何分。と時間が短い方が売れるんです。 つまり、相反している内容をやってるんですよね。 昔、洗剤メーカー(開発)の人とも話をしたことがありますが、液体洗剤より、粉石鹸の方がよく落ちるんだよ。と聞きました。 理由は、粉石鹸には、酵素など、生分解を起こす菌を入れて、その菌の力で汚れを落とすことができるそうです。 金は乾燥状態では強いものもあるけど、液体石鹸に入れるには、洗剤の水分で洗剤が腐らない様にするために殺菌剤を入れる必要があり、その殺菌剤で洗濯に必要な菌も殺してしまうので、酵素などを入れることができない。 なので、汚れを落とす力は、液体洗剤より、粉石鹸の方が落とせるものが作れるんだそうです。 ただし、ここで上にも書いた時間の問題が出てきて、菌が活性化して働く前に、洗濯時間が終わって捨てられてしまうという欠点があると。 また同じ内容で溶け残る場合があるので、どうしても液体洗剤のほうが人気が出てしまうということでした。 まぁ、粉せっけんを洗濯物の下に入れたり、粉せっけん投入口に入れることである程度対策はできるのですが、そういうことをやってくれない人が多いんだよね。というのが一番の問題らしいですけどね。 洗濯石鹸っていうのはそういうもんなんです。 成分が100%に近いものは、粉石鹸だけど溶け残りの可能性が高くなる。 薄くすれば早く洗浄ができるけど、大きさが大きくなるので輸送コスト、陳列スペースが大きくなる。 なので、その間をとって、液体コンパクト石鹸というのが出ているわけで、そもそも。花王のアタックゼロも、洗濯で使う推奨の量は、30Lあたり10ml あなたが書いている、新NANOXも30Lあたり10mL あれ、同じじゃない? 面白い話ですよね。 まぁ、そんなもんなんです。 (書いてて飽きてきたので、この辺で。)