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何故日本人の大半は不満や愚痴ばかり吐くのでしょうか
今の日本人は口先ばかりで何一つ行動せず変えられない人が多いです。 特にSNSで見ても仕事の愚痴ばかり。 嫌なら辞めればいいのにと思いますがそれでも生活が…と言う人が大半です。 結局そんな性格だから会社側も辞めないだろうと思ってナメられていることに気付かないのでしょう。 海外では本当に違法行為や不満があればストライキやデモ、酷い場合は暴動すら起こり得るのに日本はそれすら起こらない、むしろSNSでネチネチ言うだけで済むんですから傷の舐め合いが出来るいい時代になっています。 そしてデモを起こしてもただの愚痴の自慢大会で何一つ変えられない。それどころか何故か勝った気分になったので政府や上の人からしたら酒の場でネタになるお笑いの種でしょう。 そんな人間が不平不満を溢すだけで結局行動せず何一つ変えられないのが現状です。 一体日本はどうしてこんなに平和ボケしてしまったのでしょうか?
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- staratras
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戦後の日本を見れば、昭和20年代から50年代初めくらいまでは、結構デモやストライキがありましたよ。回答者の学生時代には、当時の国鉄労働者がストライキ権を求めて1週間ほど国電の大半をストップさせた「スト権スト」がありました。これは極端な例だとしても、毎年春の「春闘」の時期には、私鉄やバスなども含めて「交通スト」が年中行事のようになっていました。 大学では学部によってストライキ時の扱いが異なり、例えば文学部は私鉄か国鉄のどちらか一方でもストなら休講でしたが、法学部は私鉄と国鉄の両方がストライキのときだけ休講で、文学部の学生は「さすがに将来官僚になる学生は勤勉だ」と法学部をからかっていました。 利用者だって負けてはいません、当時の国鉄の組合はストライキだけでなく「順法闘争」と称する減速闘争を行っていましたが、これに業を煮やした群衆が駅で大暴れした「上尾事件」という騒動もありました。それだけ「熱い」時代だったのです。 あの時代に若者時代を過ごした世代には、当時の学生運動に積極的には参加していなかった者でも「戦後の日本人はおとなしい」と言われると「???」と思いますね。。 しかし…ここが重要な点だと思うのですが…その長期にわたったストライキが国鉄労働者に何をもたらしたかといえば、結局国鉄時代にはストライキ権を得ることはありませんでした。国鉄問題の抜本的な解決は「分割民営化」という荒療治によるしかなく、世論の多くもこれを歓迎しました。大局的に見れば労働運動も学生運動も大きな成果を上げることなく、日本経済の発展の大波に飲まれてしまいました。「昔陸軍、今総評」という言葉の意味が分かる人も少なくなりました。「日本人のデモやストを実行する力が低下した、」というばかりではなく、「日本人がストやデモの力を信じられなくなった」と言う方が事実に近いでしょう。 これを単純に日本の「保守化」と見るのは一面的で、「経済が成長すれば豊かな生活を手に入れられる」というプロパガンダの方が、「政治・経済・社会の仕組みを変えないと幸福になれない」というプロパガンダよりもずっと魅力的で、国民の期待に応えるものだったということです。もちろんソビエト崩壊・冷戦終結もあって、社会主義・共産主義が半ば自滅してしまったことも背景にはあるでしょう。 もちろん、この日本の経済成長も、バブル経済の崩壊後は怪しくなり、少子高齢化の進行もあって、社会の閉塞感が強まっています。「経済成長で幸福になれるという神話」を信じる人は少なくなりましたが、これに代わる「幸福になれる神話」を手に入れてはいません。 なお、不平不満や愚痴ばかり吐く、というのは別に今に始まったことではないでしょう。江戸時代の川柳には愚痴を扱ったものが多数あります。「のけ者にするかと隠居愚痴を云ひ」「愚痴なやつ扨(さて)元日のむつかしさ」この句を作った先達にならって拙作を一つ。「愚痴を言う奴ばかりだと愚痴を言い」
- SPS700
- ベストアンサー率46% (15297/33016)
1。一体日本はどうしてこんなに平和ボケしてしまったのでしょうか? 日本が二度と戦争をしないように、天皇は人間だ、憲法は変えられない、左翼の先生の組合を通じて子供の洗脳をする、といった占領軍の仕掛けをバカ正直に守るのがいたからでしょう。 2。オックスフォードから1998年に出た本に”Culture of Complant"不平の文化、というthe fraying of America アメリカの解れ(ほぐれ)、という副題の本があります。日本人はそれを忠実にお手本にしたからだと思います。
- eroero4649
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・・・という質問者さんもここで不平不満をぶちまけるだけで、デモやストライキなどの具体的な行動には出ないのですから、つまり他の人も質問者さんと同じなんだと思いますよ。 真面目に回答すれば、みんななんだかんだいって「口で愚痴る」くらいの不満であってストライキまで起こそうというほど大きな不満は持っていないのではないかなあと思います。現状の自分たちの生活に満足しているんですよ。だから行動は起こさない。「そこまでの不満じゃない」わけです。グチグチいうだけのガス抜きで済んでしまうのです。 また、具体的に行動を起こす人を叩く風潮が強いのも影響を与えていると思いますね。グレタ・トゥーンベリさんや大坂なおみさんみたいな人たちが特に日本のネット民は大嫌いで、めちゃくちゃに叩きます。それを見ると「出る杭は打たれるというから、余計なことはしないでおこう」というふうになるだろうなとは思います。 >特にSNSで見ても仕事の愚痴ばかり。 私もSNSをやっていますが、そんな仕事の愚痴ばかりのアカウントはフォローしないですよ。リアルの知り合いなどでフォローしないわけにはいかないなら、ミュートしちゃえばいいだけだと思います。 SNSはあるアカウントをフォローすると運営も似たような傾向のアカウントを勧めてくるので、ふと気がつくと似たようなものばかりが流れてくるっていうのがよくあります。そうするとまるで世界がそればかりのように見えてしまうんですよね。本当は、意図的にそればかりが集められているだけなのですけれど。 ですから質問者さんもそういう自分にとって毒にしかならないようなものは自ら遠ざけたほうがいいと思いますよ。なんだったらSNSにはポジティブなことしかいわないアカウントも珍しくないですから、そういうアカウントをフォローすればタイムラインはポジティブな言葉で埋め尽くされると思います。