2サイクルエンジンのバイクですね。まず最初に2サイクルエンジンはマフラーを外した状態では正常には動かないんですよ。2サイクルエンジンはマフラー(正確にはエキスパンションチャンバー)まで含めてエンジンが成立するように設計されているのです。まぁ、それは置いておくとして。音を聞く限りではスロットルを開けた時の空燃比が濃すぎるように思えます。とりあえずまず疑ってみるのはエアクリーナーの詰まりですね。エアクリーナーが詰まるとっ吸気量の少ない低速では問題なくても、スロットル大きく開けて回転が上がり、吸気の量が大きくなると十分な空気を供給できなくなり、空気の入り口をふさがれたような状態になり、キャブレターに作る混合気のバランスが大きく崩れることがあります。その次に疑うのはキャブレター自体のセッティングがくるってしまった場合ですね。一番疑われるのが(当該車種で使われているかどうかは定かではない)スターターバルブと呼ばれる、2サイクルエンジンで多く用いられていた冷間始動用の濃い混合気を作る系統の異常です。いわゆるチョーク(これはキャブの入り口をふさいで来い混合器を作る、文字通りチョーク(窒息)させる装置です)と同様な働きをするのですが、2ストロークの原付などでは、低温始動時に別系統の流路で濃い混合気を作るスターターバルブが用いられていることが多いようです。キャブ本体の整備にはある程度のスキルが必要ですが、自信が無いようであればバイク屋とかに任せる方が良いかもしれません。
お礼
ありがとうございます。 マフラーが詰まっているかと思い外した状態での動画です。 エアクリーナーのスポンジは問題無さそうでした。 この系統は、オートバイスターター(チョーク)が良く壊れるらしいですが 一度交換してみます。