Fortranでのファイルからの読み込み

質問

Fortranでのファイルからの数値の読み込みについてお尋ねします。

NAGのFortran解説サイトでは以下のような説明がありました。
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write (10,*) ((a(i,j),i=1,3),j=1,2) ! DO 形反復を用いて配列を全体書き出す例
write (10,*) a ! 配列全体を指定。現在はこの書き方が推奨されています
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ここで下側が推奨されるとのことですが、下側はファイルの構造と格納される配列の構造を明示せず、上側はどこに格納するのか明確になっています。上側は相手（データ構造）が変わった場合、それに応じた読み込みができるという意味で対応の幅が広いように思うのですが、どうして下側が推奨されるのでしょうか。下側は場合によっては誤解したまま進んでしまいそうですが。

回答No.1

f272 · ベストアンサー

入出力を行う以前に配列の形状は明確に定まっているはずです。そこで定まっているものと入出力時に示されるDO 形反復の整合性をとる必要があります。
下のような書き方をしていれば，自動的にそれはなされますから，余計なことを考える必要がなくなりプログラムの品質が上がるでしょう。

お礼

回答ありがとうございます。データ作成サイドとプログラム作成サイドの分業を考えると、プログラムサイドがどんなデータでも読み込むように調整するよ、と言ってしまうと、データサイドはプログラムのことを無視して適当なデータを作ってしまうので、プログラムサイドはいつもデータのことを気にしないといけなくなります。
一方でプログラムサイドがそのようなサービスは全くやらないと宣言してしまうと、データサイドがそれに合わせてデータを作成するということですね。そこでは暗黙的にデータの構造が決まっているということになると思います。例えば10x10だと100個の数字ですが、ループの回り方で行が先か、列が先か、ということの了解がなされているということなのでしょうか。
ご説明をそういう風に受け取ったのですが。

回答No.2

f272

(1)
既にデータが出来上がっていて，それを読むしかないのであれば，プログラムサイドでデータ構造に合わせて読むようにしなければならないのは当然です。fortranでもそのようにすることは可能です。DO形反復を用いるのでもいいですし，transposeで転置するのも可能です。
(2)
しかし，データ作成をこれから作成するのであれば，データ作成サイドで読みやすい構造にすることも当然でしょう。これが困難な場合には(1)と同様になりますが，「ループの回り方で行が先か、列が先か」に関しては内側のループが配列の左側の添え字になるのはfortran使いなら当然に知っています。そういうふうに読めるようにデータを作るのです。