「地方局」の無駄?
国家公務員の問題の一つに「地方局」の無駄があると言われます。最近では田原総一郎さんが指摘されています。
http://www.nikkeibp.co.jp/style/biz/column/tahara/081002_78th/index6.html
具体的には国家公務員は全体で約33万人。しかし全員が霞ヶ関にいるわけではありません。様々な省庁が地方に「局」を持っていて、そこに約21万人 (全体の3分の2) もの国家公務員が配属されています。これだけあれば、地方自治体と重複する二重行政の無駄のあることが当然想像されるわけです。
こういうところを削れないか議論することは(予算削減の意味で)大事なことと考えられるわけですが、実態としては、総務省で進められているはずの地方分権委員会は(官僚の抵抗で?)ほとんど開かれていないそうです。それではニュースにならないのでしょう、マスコミ報道もありません。
実態がわからないとフラストレーションがたまります。例えば周りにいる地方の人(地方公務員)たちが意見を出してくれたらと思うのですが、実態はどうなのでしょう。