新型コロナウイルスの感染と肺炎の診断は別物です。
マスコミの報道は新型コロナウイルス肺炎のみしか報道しておりません。
胸部聴診や胸部レントゲンで肺炎像が見当たらなければ、普通はどんな名医でも新型コロナウイルスを疑う事はありません。その患者さんは発熱と湖北省武漢市在住の旅行者の為心配で病院を受診されたのです。中国当局は臨床経過や診断に関する
情報をだしていなくて(サーズの時も同じ)、インフルエンザも流行中であり、まずは肺炎があり、この1ヶ月の間に中国渡航もしくは中国から入国された方であれば今だから疑えますが、それは結果論であり再受診で肺炎が確認されたことで、コロナウイルスの検出がされたということです。そこに医療機関としての質は関係ありません。ちなみに今新型コロナウイルスの検出はコンベンショナルPCR検査が必要でありこれを出来る施設は、限られている。
尚現状では、肺炎像を呈しなおかつ中国特に武漢市周辺の1ヶ月以内の渡航歴のある人、もしくはその人との接触があった方は疑う旨しか発表されていません。
現在東南アジア(シンガポール、セブ島)でも患者が出ています。
お気持ちはわかりますが、新聞では抜けていることで、肺炎を疑う症状が出たときには再来院されてください。出来るだけ移動しないでくださいと言う旨のことは必ず言っていると思いますよ。
お礼
ありがとうございました。