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格安航空の成り立ち

近年、格安航空会社が増えました。あっという間の出来事で、そんなにたやすく営業できるのが不思議です。 大手航空会社の子会社だそうですが、それにしても、飛行機そのももの製造確保、就業員の養成などそんなに簡単にできるものでしょうか。 それに、既存の空港が混み合うはめになると思うのですが、拡張して使っているのですか。

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  • eroero4649
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回答No.1

格安航空会社の設立は、アメリカが発祥です。アメリカっちゅう国はとにかく「チャレンジすること」が評価される国ですからね。参入障壁というのは基本そんなに高くありません。 アメリカには飛行機のライセンスを持っている人は沢山いますし、広いアメリカでは飛行機による移動も一般的なので整備士なども沢山いますし、飛行機は中古を下取りすればいいのです。格安航空会社じゃなくても、昔からインドやアフリカの航空会社は新品を買うお金がないのでパンナムや日本航空が使った飛行機のおさがりを買っていました。 ただ日本の場合は話が別です。あの国土交通省の許可をもらわないといけない。日本の許認可システムは既得権益有利になっていますから、新規参入の障壁はとんでもなく高いです。航空関係ではない新規参入組としてはスカイマークやエアドゥ、スターフライヤーなどがありますが、国土交通省のイビりは相当だったらしいです。実際にスカイマークやエアドゥ、スターフライヤーはカテゴリーとしては格安航空会社に入ると思いますが、すんごい格安ってほど格安じゃありません。そこまでコストを落とす経営計画だと、到底国土交通省の許認可がおりなかったのでそうせざるを得なかったのです。 >既存の空港が混み合うはめになると思うのですが 一般的に格安航空会社は人気、つまり着陸料が高い空港は使わないのが一般的です。だから羽田ー伊丹なんていうのは格安航空会社ではほとんどありません。大抵は成田ー関空です。成田や関空のほうが羽田や伊丹より着陸料が安いからです。 最近は、茨城空港という名の航空自衛隊百里基地にやってくる中国からの格安航空会社がありますね。 ちなみに24時間稼働が可能な羽田空港は、今のあのすさまじい混雑(混雑時の離着陸を見るのは実に壮観です。着陸機は文字通りに数珠つなぎになって降りてくるし、離陸は渋滞ができますから)に加えて成田の離発着も受け入れられるほどのキャパシティがあるそうです。D滑走路が完成するときに羽田の関係者がポロっと漏らしちゃったのです。これにあの千葉県知事が烈火のごとく怒りましてね。まあ関係者が「成田不要論」を口にしてしまったわけですからね。 成田空港は滑走路が2本しかないし、24時間稼働できないし東京からすげー遠いしで着陸料を安くして格安航空会社を受け入れないと食っていけないですね。それに合わせて今は東京駅と成田空港の間をたった1000円で運んでくれるバスがありますよ。短い時間で回転させないと利益が出せませんから、とてもバスとは思えない速度で高速道路をかっ飛ばしていきますよ・笑。片側三車線の一番右を走っていきますからね。

1buthi
質問者

お礼

ありがとうございました。理解できました

その他の回答 (1)

  • f272
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回答No.2

国土交通省の政策変更,規制緩和によって日本でもLCCがあっという間に増えたのです。 > 飛行機そのももの製造確保、就業員の養成などそんなに簡単にできるものでしょうか。 航空会社は飛行機の製造はしません。製造会社から買うのです。ただし発注してから納品されるまで時間がかかりますから,LCC設立当初は中古機材と言うことはよくあります。10機もあれば立ち上げることはできますから。 従業員も航空会社に特有の人材はそれほどの数は必要ありません。外国人パイロットと航空自衛隊パイロットを雇えばよいのです。機材整備は既存の航空会社に外注します。客室乗務員とかの訓練も外注で始めて,徐々に自社で行うようにすればよい。それ以外の予約発券などを担当する従業員は複雑なシステムにしなければすぐに養成できます。 > それに、既存の空港が混み合うはめになると思うのですが、拡張して使っているのですか。 LCC専用ターミナルができたとかのニュースを聞きませんか?滑走路の混雑については,もともとすいている空港を使うのでそんなに問題になるケースはありません。

1buthi
質問者

お礼

ありがとうございました。理解できました

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