彼は貴方の事をよく分かっている人。
⇒複雑な気持ちになった。
先に貴方に伝えたら・・・
おそらく複雑な気持ちありという態度を取るでしょ?
渋るような彼的に貸し難い態度を取るでしょ?
そういう態度を取られたら貸せなくなる。
女友達を助けられなくなる。
彼は助けようと思っていた。
頼まれた事には応えようと思っていた。
だから貴方には伝えずに(許可を求めずに)
先に貸してしまって事後報告で伝えた。
事前に伝えても、
事後に伝えても・・・
貴方側に残る複雑な気持ちはおそらく同じ。
違いは、
複雑な気持ちを訴える機会があるかないか?
それが彼側の行動に影響するかしないか?
彼は、
貴方側の訴える機会を事実上封印した。
仮に貸してしまった「後」に、
貴方から色々言われたり態度に出されても・・・
無事に貸せたという状態は成立した事になるから。
先に聞いてしまうと、
最悪貸す事自体が難しくなる場合もある。
「彼女」としての不安を重ねたり、
その子に気持ちがあるのか?と変に勘ぐられたり、
止めてと踏んばられる可能性だってあった。
そんな風に貴方から言われると、
彼もさすがに貸し難いし、動き難い。
貴方の気持ちの弱さも彼は分かっている。
強い(安定している)という印象なら、
貴方には素直に言えたんだよ。
言えなかった理由は、
彼目線から見て貴方が少し幼いから。
学ランを貸すという行為自体を、
その行為以上に深読みしたり、疑われたり。
貴方ならそう「しそう」だと思われた。
それは事実なんだと思う。
実際に貴方は複雑な気持ちになったでしょ?
ちゃんと動く前に言ってくれたら・・・
私はここまで複雑な気持ちにはならなかった!
正直に言ってくれれば問題ないのに、
3日後に後付けで言われたら複雑な気持ちになったんだ!
貴方が言いたい気持ちも分かるよ。
でも、
もし彼が動く前に貴方に伝えていたら?
貴方は本当に笑顔で彼に貸してあげてと言えたのか?
貸すという対応自体に、
嫉妬や恋愛的な不安を抱かなかったか?
そう考えたら・・・
仮に彼が言う前に動いていても、
今回のように事後報告になったとしても、
貴方が複雑さを感じるのは同じなんだと思う。
彼は彼なりに考えて動いている(生きている)
貴方は彼の彼女。
彼の愛する彼女。
でも・・・
貴方は彼の管理者じゃない。
管理は彼自身がしている(いく)
彼が何をどのように選ぶか?
それはもう彼自身の問題。
彼女である貴方の立場や考えに関係無く、
彼自身が考え、彼自身が判断していく領域も沢山ある。
彼にもっと信頼されたいなら、
少し幼く不安定に見えている印象は変えていく必要がある。
何でも言って欲しい、
伝えて欲しいと思うなら・・・
それが「出来る」と思わせる彼女にならないと。
お互いに心地良さを担い合えてこそ深まる縁。
これからも丁寧に、
そして誠実に付き合っていけると良いよね☆