銃の口径表記のお約束で、「**口径」というのは「0.**インチ」のことだから。
50口径というのは0.50インチということで、1インチは25.4mmだから
25.4(mm)x0.5=12.7(mm)
で、弾頭が付いていない状態の薬莢の長さが99mmあるから
12.7x99
と表記する。
なお「12.7x99」弾は、John M. Browningが開発したマシンガン(Machine Gun)用.の50口径弾と云うことで、インチ表示に馴染みの深いアメリカを中心に「.50 Browning Machine Gun(.50BMG)」という”別名”で呼ぶこともある。
同様に、アメリカで「.380Auto」とか「.380ACP(Automatic Colt Pistol)」呼んでいる弾は、ヨーロッパでは「9x17」と呼ぶのが主流だし、コルト・ガバメントの.45口径の弾「.45ACP(.45Auto)」は「11.43x23」という別名があったりする(9mmが.38口径になっているのは、大昔のサバを読んだ表記が当たり前だった時代の名残)。
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