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1977年(昭和52年)浅草国際劇場の”夏の踊り”の舞台装置

30年近くも前になりますが、浅草の国際劇場(解体されて跡地は今のビューホテルになった)で観たSKD (松竹歌劇団)の”夏の踊り”の舞台のトリックの 仕組みを御存知でしたら教えて下さい。 アメリカ、ドイツなど各地でミュージカルやオペラを観て来ましたが、あれ程の効果的な舞台装置・仕掛けにお目に 掛かった事はありません。  確か昭和52年の9月頃ですが、”夏の踊り”公演で江戸・東京の恋物語の変遷というような内容のレビューの一部として、江戸時代のいわゆる”振袖火事”の場面が有ったのですが、本当の火が付いた様に、江戸の町屋の屋根や壁がメラメラと焼け落ちて行ったのです。 しかし、本当の火を使って舞台装置を毎日の 公演毎に燃やす筈がありませんし、消防署の許可も 下りない筈です。 では、どうしてこんなリアルな 仕掛けが出来たのかと、未だに不思議でなりません。

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回答No.1

舞台ではなく、映画・CMなどフィルム撮影での照明をした経験がある者です。 一般に、舞台での炎の効果というと、典型的な照明の調光とカラーフィルターによる照明効果のほか、シルク(布)やカラーフィルターを扇風機で揺らめかせ、それを照明の効果で炎として見せる手法や、エフェクトライトという一種の投影装置で炎の模様を投影する手法、変形させたアルミのミラー(鏡)にライトを当て、それを動かすことで炎の揺らめきに見せる手法などがあります。本水はともかく、本火を使うことはほとんどないですから、屋台崩しなどの仕掛けの効果と組み合わせて高い効果を上げていたのではないでしょうか。 SKDの屋台崩しと火事の効果は有名だったようですから、確証はありませんが、業界の職能団体の協会誌に掲載されているかもしれません。日本照明家協会へのリンクを紹介しておきます。協会誌のバックナンバーは国会図書館等で閲覧できます。

参考URL:
http://www.ldeaj.or.jp/index.html