汗ではないですが、私は緊張の場でピアノを弾くときに、手が極度に震えて、速い動きが回らなくなってしまいます。練習ではきれいに弾ける速い16分音符の音階のパッセージが、本番では滑って飛び飛びになってしまって、せっかくの練習も台無しになることがたびたびです。niphredilさんは、おそらく、その悩みの汗版のような感じだと思い、アドヴァイスしたいと思いました。
ピアノを弾く前に、「よし、今日こそは絶対に汗なんてかかないぞ!」と何度も自分に言い聞かせてから、ピアノを弾きに行く、というのはどうでしょうか。
もし、それでも弾いている間に汗が出てきてしまったら‥その時は、こう思いましょう。「汗が出るなんて誰にでもある普通のこと。別におかしもなんでもない。さっき汗をかくなって言い聞かせたのにかくなんて、もう汗が出るままほおっておこう。汗よ、出つくすまで出るがいい。」です。
なにか少し変な感じの汗へのセリフですが、こう思うことで、自分の意識が汗から離れて、客観的にピアノを見るようになり、緊張しなくなります。
実はこれは精神や心の問題を取り扱っている森田療法というものなのですが(ネットで検索すると出ます)、この森田療法というのは、「あるがままに解き放つ」というもので、悩んで仕方がなかったら「悩むがままにする」、緊張で手の震えがきたら「震えるがままに任す」というものです。「悩むがままにする」というのは根本的な解決にならないような気がしますが、実はそうではなく、「悩むがままにまかす」ことで、自分の悩みがどんなにちっぽけなものであったのかに気がつき、解決策が見いだせるようになる、という療法です。
汗なんて、気にしない!これにつきると思いますよ。
お礼
そうなんですか!初めて知りました~。 一度ベルトで試してみようと思います。ありがとうございました☆