まぁ,一つの考え方ですよということで書いてみます。
髪の毛に水分を補給するには,やはり,髪の毛を濡らすこと以外にありません。
これは,ぬれるとクセが弱くなるタイプのクセ下の私は,イヤというほどシャンプーの度に経験しています。
まず,一つの考えとしては,シャンプー等をすすぐときのシャワーの温度を38℃以下にします。
38℃という温度は,そこそこぬるく感じる温度です。
この38℃以下ですすぐようにしますと,髪の毛のキューティクルが開くことがないため,髪の毛の保湿が楽になると考えられるのです。
ただし,この考え方は最近のものですので,もしかしたら,クセが強い人の場合は,うまく働かないかもしれません。
ちなみに,冬場に着るセーターやサマーセーターなど毛糸で出来ている服を洗うときも,38℃以下で洗いますと,ゴワゴワしなくてすむそうですよ。
もう一つの考え方は,キューティクルを開かせて,水分を充分髪の毛の中に入れてしまう考え方です。
まず,38~40℃のシャワーでシャンプー等をすすぎます。
キューティクルが開きますので,優しく洗うこと,優しくすすぐことに注意を払うようにしてください。
次に乾燥方法を以下の通りにします。
1.
蒸しタオル(お湯に浸して固く絞ったタオル)を用意し,まず,頭皮の水分を吸収します。キューティクルが開いた状態になっていますので,出来る限り擦らないようにしてください。
2.
髪の毛が長い人の場合,つまり,1では水分を吸収出来ない部分がある場合は,1で使用した蒸しタオルを絞りなおし,まだ,濡れている部分の髪の毛を優しく包むようにして,水分を吸収してください。ただし,キューティクルの保護のため,絶対に擦ったりたたいたりしてはいけません。
3.
乾燥タオルを用意し,まず,頭皮の水分を吸収してください。このときも,出来る限り,擦らないことです。
4.
髪の毛が長い人の場合,つまり,3では水分を吸収出来ない部分がある場合は,同じタオル,または,別の乾燥タオルを用意し,まだ,濡れている部分の髪の毛を優しく包むようにして,水分を吸収してください。ただし,このときも,絶対に擦ったりたたいたりしてはいけません。
5.
ドライヤーのノズルをはずすか,または,スライドさせ,風の出口を大きくしてください。(なお,ドライヤーによる乾燥が終わりましたら,必ず,ノズルを元の状態に戻してください)
6.
ドライヤーのスイッチを強風,または,ワット数の大きい方に入れ,ドライヤーを持つ腕を軽く伸ばし,必ず遠目から,頭皮にドライヤーの風を送り込むようにして,まず,頭皮を乾燥させます。ただし,どうしても距離が作れない後頭部などでは,ドライヤーのスイッチを弱風,または,ワット数の小さい方に入れ,頭皮を乾燥させるようにしてください。また,このとき,髪の毛の流れに逆らうように風を送り込みますと,髪の毛にボリュームが生まれやすいです。
7.
髪の毛が長い人の場合,つまり,6では乾燥出来ない部分がある場合は,6と同じ要領で,必ず遠目から,髪の毛を乾燥させます。
乾燥方法のこつとしては,ゆっくりと乾燥させていくことです。
急いで乾燥させてしまいますと,キューティクルは開いたままになり,より乾燥しやすく,髪の毛がパサパサになりやすいと考えています。
また,今現在行っているヘアケアの他には,リンスを必ず加えることです。
石けんシャンプー用の酸性リンスを除き,リンスは,髪の毛のコーティング剤として働きます。
つまり,髪の毛が乾燥しすぎることを防ぐ働きがあると考えてください。
なお,リンスのすすぎの目安ですが,「指に髪の毛が引っかかり出す瞬間」まですすいでください。
また,下を向いてすすいでいるのでしたら,後頭部からすすぐようにしますと,髪の毛全体にリンスの効果を得ることが出来ると思いますよ。
頭皮にシャンプーの洗浄成分である界面活性剤が残っていますと,頭皮に炎症を起こしやすくなりますので,頭皮は充分すすぐようにして欲しいのですが,それが可能でしたら,エフティ資生堂の「水分ヘアパック シャンプー」を使用してみてはいかがでしょう。
補足
>ケラチン補給のため、ヘナでトリートメント そうなんですか!?知りませんでした・・・。毛染めでなく、たんぱく質補充のためにヘナ使っている人もいると思うんですが、意味ないのでしょうか?なにかご意見お願いします。