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慢性胃炎の症状と治療方法について
- 慢性胃炎の症状と治療方法についてまとめました。ピロリ菌除去治療後も症状が出ることがありますが、細かな食事の管理や特定のサプリメントの摂取制限などを行うことで症状を改善できる場合があります。
- 慢性胃炎は完全に治ることが難しく、症状が再発することがあります。ピロリ菌除去治療後も胃炎の症状が出ることがあるため、定期的な検査や食事の管理が重要です。また、フィッシュオイルやCLAのサプリメントの摂取については、医師と相談することをおすすめします。
- 慢性胃炎の症状は、夜中に腹痛や嘔吐、下痢といった症状が現れることがあります。ピロリ菌除去治療後も症状が出ることがありますが、適切な治療や食事の管理によって症状を軽減することができます。
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こんにちは。 私はDrではありませんが、病院の事務長を30年近くやっていました。 >>ピロリ菌は除去した後も、胃炎などの症状が出る事もありますか? ★ピロリ菌は「胃潰瘍」の原因除去療法の一つです。 ★ピロリ菌除去の「胃潰瘍」と「胃炎」は、全く別です。ピロリ菌を除去したからと言っても「胃潰瘍」の発生率(再発率)は最小限になりますが、「胃炎」の発生率を抑える効果は、全くありません。 ★胃炎は、例えば激辛の物を食べたため、胃壁が炎症を起こして、吐き気、下痢などを起こす。→「急性胃炎」と診断されるでしょう。 ★急性胃炎は、はきり言って原因は解りません。 例えば、例えばの例ですが、 ◎パンにマーガリンを塗って食べた。→マーガリンに含まれていた塩分により胃の粘膜が荒れた。→急性胃炎。 ◎卵かけごはんに醤油をかけて食べた→醤油の塩分で胃が荒れた。→急性胃炎。 ◎刺身を食べた。→わさびにより胃の粘膜が荒れた。→急性胃炎。 ★慢性胃炎は、何かの原因で胃の粘膜が荒れた。→急性胃炎→人間は食物を摂らなければ生きては行けない。→胃が荒れた状態(急性胃炎)のまま、食物を食べて胃に送り込む→胃炎の状態をさらに悪化させる→慢性胃炎、へと移行する。 >>嘔吐などの症状を出なくするには、以前のように 細かく食事に気をつけていればよいのでしょうか? ★慢性胃炎には、根気よく治す、または、症状を軽減させる治療法(「対症療法」)しかありません。食事療法を改善しても、おそらくは、治らないと思います。 それは、先ほどから述べているように、「胃炎」(または、「慢性胃炎」)が何によって引き起こされたのかが解らないからです。 ★当然言われることですが、「暴飲」「暴食」は絶対的にしてはいけません。 ★薬剤として考えられるのは、(一例です) 1.胃の粘膜を保護し消化を助ける薬剤・・・セルベックス、など。 2.胃炎の症状をある程度直接的に改善し胃酸を抑制し吐き気なども抑制する薬剤・・・ガスター、など。 3.嘔吐や吐き気を抑える薬剤・・・ナウゼリン、プリンペラン、ガナトン、など。 4.消化、吸収を助け、下痢などを抑える薬剤・・・ミヤBM(ビオフェルミン系統)、など。 ★もちろん、上記の薬剤は一例ですが、このような薬剤を症状により組み合わせて処方します。 ★なお、注意して欲しいこととしては、 市販薬は「医薬品」に比べては、医薬品の50~60%位の成分薬剤しか入っていない・・・と考えてください。 ★先の例で、 「医薬品」のガスター・・・「市販薬」のガスター10、 名称も効き目も全く同じです。しかし、「市販薬」のガスター10、は、まあまあ飲まないよりはいいかな?、と言う感じです。 >>フィッシュオイルやCLAのサプリは止めたほうがよいでしょうか? ★サプリメントは、「治す薬」ではありません。飲まないよりはいいかな? と言う程度の、あくまでも、「補助製剤」ですので、はっきり言ってしまえば、それを続けたからと言って「慢性胃炎」は治癒しません。 最後に: ★吐き気、嘔吐、胃痛、下痢、などが続くようでしたら、きちんとDrの診断を受けて軽減作用と治癒傾向への「医薬品」による治療法をお勧めします。
お礼
丁寧にお教え頂き本当に感謝いたします。 なるほど・・と納得のいく内容でした。 やはり健康な0の状態には戻らないんですね。 その事を踏まえて食事に気を使いながら、長い目で 付き合っていこうと思います。 ずっともやもやしていたので、ご回答頂けて とても嬉しかったです。 ありがとうございました。