※ ChatGPTを利用し、要約された質問です(原文:成型機の作動油汚染)
成型機の作動油汚染
このQ&Aのポイント
イタリア製成型機の作動油が不可解な汚染に悩んでいます。
サクションフィルタやポンプ後のインラインフィルタに詰まり物質が発生し、ポンプの損傷や交換が頻繁に起こります。
原因がつかめず、同じメーカーの別の成型機では同様の問題は発生していません。作動油の取り扱いやフィルタの設定に問題があるのか検討しています。
イタリア製成型機(4000トン)の作動油の不可解な汚染で非常に困っています。
何度も油交換をしても、すぐにサクションフィルタおよびポンプ後のインラインフィルタに「黒いタール状の物質」と「緑色の樹脂繊維状の物質」がびっしりと詰まり、それ(フィルタ詰まりによるキャビテーション発生)が原因と思われるポンプ損傷、交換が頻繁に起こる次第です。
作動油タンクを清掃、点検してもタンク中に上述の汚染物質は見当たらずフィルタ部のみで検出されます。
成型メーカーより技術者を2回派遣してもらい精査するも原因がつかめず、また弊社保有の別の同メーカー製成型機(1300トン)では、同様の問題は発生しておりません。
作動油はCastrol hyspin AWS46を使用。メンブランフィルタ検査では、上述の物質は全く検出できません(視覚的に)。
フィルタは、サクションが10マイクロン。ポンプ後のインラインフィルタが1マイクロンです(メーカー指定品使用)。
また、黒いタール状の物質は、いわゆるスラッジと違い比較的サラサラしており、色は真っ黒です。
皆様のアドバイス、お待ちしております。
よろしくお願いいたします。
お礼
ご丁寧な回答、誠に有難う御座います。 実は、工場は日本ではなく、東南アジアにあり、分析機関もキチンとしたものがなく苦労しております。。FT-IRが出来る機関も殆どない始末です。 一応、繊維状の物質はFT-IRにてPEという結果を得ているのですが、黒いタール状の物質につきましては、ある程度の見当が付かないと正確な分析結果が出ないと言われおります。 この成型機には、サクションフィルタに10マイクロン、ポンプのあとのインラインフィルタに1マイクロンが使用されていますが、ある文献によると、流量の大きい油圧系統内に精度の高いフィルタを使用することでフィルタとオイルとの摩擦による静電気が蓄積し、火花放電する事があるようです。 この放電により微量のオイルが炭化したものが「黒いタール状の物質」ではないかと疑い分析を依頼しているところです。 いずれにせよ、頂いたアドバイスのように、日本の検査機関を使ってでも、あらゆる可能性を否定せず一つ一つ潰していく作業を徹底したいと思います。 重ねて申し上げますが、ご丁寧なアドバイス、誠に有難う御座います。