• ベストアンサー
※ ChatGPTを利用し、要約された質問です(原文:ポリカーボネートとPET)

ポリカーボネートとPETの違いについて

このQ&Aのポイント
  • ポリカーボネートとPETは、異なる種類のプラスチックです。
  • ポリカーボネートは、高い耐衝撃性と透明性を持ち、熱可塑性プラスチックです。
  • 一方、PETは、透明性と耐熱性に優れ、飲料や容器などに広く使われています。

質問者が選んだベストアンサー

  • ベストアンサー
noname#230359
noname#230359
回答No.2

両者の違いは、先ず第一に、お互いに全く分子構造が異なることです。ポリカーボネート(PC)はカーボネート結合を有し、ポリエチレンテレフタレート(PET)は、エステル結合を有します。  工業的にはそれぞれの原料として、両者共にジオール(OHが二つ付いているという意味)を用いますが、個別具体的には、PCはビスフェノールA、PETはエチレングリコールというものを使います。また、PCはホスゲン(アウシュビッツで有名な毒ガス)を、PETはテレフタール酸を用います。  第二に、いずれも熱可塑性樹脂の仲間ではありますが、各々の物理的性質はそれぞれ分子が寄り集まった状態における構造(高次構造と呼ぶ。)によって決定されます。高次構造の違いは、通常、PCは非結晶(アモルファス)であるのに対してPETは結晶性を示すことです。  第三に、それぞれの構造(分子構造及び高次構造)上の違いを反映し結果的に、各々の物理的性質は、下記のような点で異なります。 1)PCは融点がなくガラス転移温度(150℃)を超えて温度を上げると次第に軟化し160℃付近から液体化しますが、PETは265℃付近で結晶の融解が起き、同時に液体になります。 2)溶融させて普通に固化しただけでは、PCは透明で、PETは不透明になり易い。PETも、成形加工条件を変えることで透明にもなります。 3) 耐薬品性に関して、PCはアモルファスが故に劣りますが、PETは結晶性が故に優れるという違いもあります。 4)その他、力学的、光学的、電気的等の物理的性質はそれぞれ独自の値を有することは言うまでもないと思います。  以上、概要を説明しました。

noname#230358
質問者

お礼

ご丁寧な回答、ありがとうございました。 よくわかりました。

すると、全ての回答が全文表示されます。

その他の回答 (1)

noname#230359
noname#230359
回答No.1

どちらも同じ熱可塑性樹脂つまり俗に言うプラスチックです。

noname#230358
質問者

お礼

ご回答ありがとうございます。 全く同じものとして扱っていいのですね?

すると、全ての回答が全文表示されます。

関連するQ&A