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記録メディアの保管場所
IHクッキングヒーターは電磁力ですぐに調理できますが 注意書きを見ると、機器周囲に燃える物や磁力に弱い製品を置かないように」。 ということが書かれてます。この間、ブルーレイとDVD-Rのメディアを開封状態で200枚ほど整理していたんですが、家族が調理をしている最中にメディアを棚からヒーター横の台に移動させてしまい、私は気づかずに置いたまま別の用事で出掛けました。熱や電磁波による影響は考えられるでしょうか?
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- parts
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DVDやBDは光学メディアと呼ばれる媒体で、磁気書き込みは行っていません。DVD-RとBD-R LTHはシアニンやアゾなどの有機色素化合物を光学技術で熱し凹凸を作りその変化を光で読み取ることで、変化ポイントを0か1かでデジタルデータとしています。 BD-R及びREは、その色素化合物が金属化合物になっているだけの差です。 これらの媒体は磁気記録を使っていませんので、生活空間の磁力を受けても全く影響はありません。全く全然関係ないと思ってください。 磁界変調オーバーライトを利用する光磁気ディスクなら可能性が……というのもこの場合はありません。光磁気ディスクはMDやMOなどの媒体になります。MDやMOなどの媒体でもIHの熱が直接媒体を加熱するほど接近させなければ、データは消えません。これらは熱で媒体を熱してから磁気記録を行います。 カートリッジ内部のディスク温度が大きく上がるような環境なら別ですが、通常は特殊なレンジでも使わない限り、先にカートリッジが溶けますので、事実上外的な消磁は出来ません。 では、危険なものは何かというと、一般にカセットテープ、ビデオテープ、フロッピーディスク、LTOなどの接触型磁気ディスクとテープ媒体、またはHDD(ハードディスクドライブ)やORB、JAZ、RDXなどの非接触磁気ディスクをIHデバイスの側に近づけて長期間放置すると、一部または全データが消えることがあります。 ただ、この手の媒体をIHの影響があるほど接近して利用している人は少ないと思いますので、影響はほぼないと言えますが…… 実は、これの影響を最も受けるのは、現代社会では磁気を使うポイントカードや会員カードの磁気ストライプ部分や通帳のストライプ部分です。しかも、IHよりもっと身近なもので消えることがあります。 スマホや携帯電話とカードケースを一緒のポケットにいれて使っていると、簡単に消えます。IH周りにカードケースに入った磁気カードなどを放置するより、スマホと一緒にその手の磁気カードを保管している(ポケットに密着するカタチで入れている)と、使う時に情報が消えることがあるのです。 まあ、カードによっては作り替えるのにお金が掛かることもあるので、IHも確かに心配するべき点かもしれませんが、恐れるならスマホや携帯電話の磁力と磁気カード(ポイントカード)が接触している方が怖いです。まあ、最近は電子マネー型のICカードが増えているのでこれも問題が無くなりつつあります。 よって、BD/DVDが影響を受けることはありません。 パソコンやオーディオ、テレビレコーダー関連で影響を受けるとすれば、HDDぐらいでしょう。ただし、電熱部に十分近づける必要があると思いますけど……この手の電磁気デバイスは、指向性が強いので、一瞬で消えるほどの影響を当たるには、真下や真上方向で数十センチ以内の範囲ぐらいでしょう。 長期的な影響で考えるなら、上棚や下棚にそういう磁気媒体は入れないことですけど。気にするほど大容量な媒体を持っている人は今では少ないでしょう。むしろ、信用情報(カードや通帳)をその機器の運用時に接触する場所で保管している場合は、あまり使わない通帳などだと使う時に、磁気が消えていたなんてことがあるかもしれません。 そっちを気にした方がよいかも知れません。
- tzd78886
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DVDやブルーレイは光でデータを記録するものなので、磁力とは関係がありません。熱に弱いのは確かですけどね。