>体罰には賛成ですか?それとも反対ですか?
質問自体が少し変だと思いますが、敢えて質問に合わせた解答をするのであれば当然「反対」です。
理由
教師やコーチなどの指導者が教育の為と称して、弱い立場の者に対して暴力を振るう行為(暴行)を日本では何故か「体罰」と言い変えて呼び、それはあたかも教育の一部であるかのような思い違いをしている人が多いのだと思います。
テレビや雑誌などでもよく教育の場での「体罰」についてや、指導の為の「体罰」は許されるのか、などと報じられるようですが「体罰」という言葉自体が暴力を誤魔化す為に作られた詭弁の造語に過ぎず、「体罰」を正しい日本語で言い表すと「暴行」になります。
自分の言うことを聞かない、自分の授業を邪魔する、教わる立場のくせに態度が悪い、思い道理のプレイが出来ない、試合に勝てない、良い結果が出せない、指導する者が自分の思い道理に行かない事に腹を立てて、弱い立場の者に暴力を振るう行為が「体罰」です。
「体罰」というと一見は指導のような気がする言葉だが、よく考えると意味が良くわからない言葉であって、実は「暴力や暴行」を悪くない事のように摩り替える為の「都合の良い誤魔化しの言葉」なのです。
ここまでの説明で、「体罰」とは「暴力行為」の別の言い方であるという事が解って頂けると思います。
つまり、質問者様の問いは、立場の上の者が立場の下の者に対して暴力を振い暴行を加える事に対して、貴方は賛成ですか反対ですかと聞いているという事なのです。
日本の法律では暴行は犯罪です。(たぶん世界中のどの国でも)
要約すると、教育の現場で行われている犯罪行為をこのままにしておいて良いのか、それとも犯罪行為は無くして行かなければいかないのかという質問ですので、答えは「反対」無くさなくてはいけないと回答しました。
程度の強弱など一切問題ではなく、例えデコピンでも、指1本で軽く小突く行為でも「暴力は暴力」であり絶対にやってはいけない事なのだと言う事が社会全体で認知されるようして行かなければ、いつまで経っても日本の教育は良くなりません。
私は、小学校では口の中が切れるほどのビンタをされました、中学でもゲンコツではなくて拳で殴られ目の周りに青タンが出来たり、高校では竹刀で叩いたり膝蹴りをする教師もいました。
その教師たちの事を憎いと思った事もなければ、恨みに思った事も一度も有りません。
だけれど「暴力は暴力であり」、それでグレ掛かっていた人間が立ち直ったり、弱かったチームが強くなったとしても、それは「犯罪行為」であり決して擁護したり黙認したりしてはいけない事です。
現状では、安易に暴力に頼った指導方法に走ってしまい、手間の掛かる地道な教育手法をする煩わしさから逃げている指導者が物凄く多いという事です。
「体罰」→「暴力」→「犯罪」→「議論の余地無し」
お礼
ありがとうございます!