なにか不都合があるか、考えて見ましたが、何もナイようです。
女性が男性にプロポーズして、女性が男性の親に「息子さんを下さい」と言い、男性の親が女性に「息子を幸せにしてやってください」と言い、男性の親が息子に「イヤになったら何時デモ帰っておいで」と言う。
女性が男性にエンゲージリングをプレゼントして、女性が男性に結納金を渡し男性がその半額を返し、新家庭の姓は女性の姓にする。
以下、略。
べつに、ソレで何か不都合が生じるとは思えませんので、「性差を押しつけない」方向で問題はないんじゃないでしょうか。
昨今、男性が男性らしく行動することは、非常に難しくなってきています。
例えば男性が女性に交際を求めようとすれば、事前に相手が既婚かどうか知らなくてはならないのですが、それを質問すれば、女性から「セクハラ!」と叱られます。
上司に質問しても、プライバシーは話せないと言われる。
代わりに聞いてください、と頼むと「代わりに聞いてやると、女性から『パワハラ!』と言われるからイヤだ」と言われる。
じゃあ、自分で調べようかと思えば、「ストーカー!」と告訴される。
とかく人の世は住みにくい。住みにくい人の世でも、「人でなし」なら、気楽でしょう。
セクハラと言われようが、パワハラと言われようが、ストーカーと言われようが気にしないで声を掛けられる「人でなし」になるしかない。
というわけで、「人でなし」になれない男にとっては、女性に男性化してもらって、昔男性の役割だったものを女性にやってもらうしかないのではないか、と思う今日この頃です。