以前、数年間Nゲージを楽しみました。今は16番(和製HO)を楽しんでいます。
要するに、短い線路が一つ着いていて、その上に車輌を載せて、車内灯のみ点灯させたい、という事ですよね。、
乗せる車輌によって、対応方が異なります。添付の写真にあるような、客車のみ(牽引する機関車なし)の場合から、機関車で牽引している姿、電車など、その時々で考えないとならないです。
そうした中で、簡単に思いつくものは、コントローラー(走らせるために普通は使うもの)と車輌のメーカーは、同じにします。
KATOのコントローラーを使うなら車輌の造りが気にくわなくても、車輌もKATOで、TO MIXのコントローラーなら車輌もTOMIXにします。
この理由は、両会社には「常点灯回路」(微弱な電気を流すことで、車輌を走らせずに室内灯や前照灯、尾灯のみ点灯させる回路)が有るのですが、メーカーが違うと正常に動作しない(点灯しない、車輌が走ってしまうなど)が起きるからです。
展示する車輌の種類ごとにアドバイスと言えるであろう内容を書いておきます。
1.客車、貨車のみ展示する(ヤード・客車区などのイメージ)
客車や貨車には自走能力はないので、配置したら常点灯回路用のダイヤルで明るさをコントロールするだけです。
但し、TOMIXの製品のブルトレ客車の一部に機関車をアシストするために電源車に小型動力が入っている物があると聞きます。この手だとは知ってしまう可能性があるので、もしこの手の客車を展示するときは、このあとの機関車牽引状態を展示を参照ください。
2.機関車に牽引されるイメージを展示
方法は、2種類有ります。1つは線路に繋いだコントローラーの電源を、スイッチ付の延長コードなどに繋いで、簡単にオンオフできるようにしておきます。
最初1回目は電源を入れたら常点灯回路のコントローラーで車輌を走らない程度にコントロールし点灯させます。
もう一つは機関車を改造してしまうのです。機関車の多くは6軸の機関車(EF65など)であっても、中間の台車は無動力、両側の台車にのみモーターからの回転軸がつながっています。
なので、この動力台車の株の蓋を開けるなどして、内部のギアを取り外してしまうのです。こうすれば、モーターが廻っても台車の動輪軸が廻らないので走りません。
あるいは、車体を外してモーターを除去してしまうという手もあります。
機関車のみ展示する場合もこの方法が使えます。
3.電車を展示
電車の場合、1両編成の電車なら必ずモーター付ですが(時にモーターなしも売っていることあり)、数両の編成の場合は中間電動車(多くはパンタグラフが着いている車両)の中の1両だけ、モーターが着いています。
数両の展示であれば、用意した編成がパンタ付中間電動車が複数入るような編成を数両のみでてんじするなら、同じ外観のモーターが着いていない車輌を組み込んで展示すれば走りません。常点灯回路は走行系とは別で全車に付けるのですから、問題なく点灯します。
短編成でモーター付を入れないとならないのであれば、電気機関車の台車改造、モーター撤去と同じにするか、お近くに鉄道模型店があったら、床下のみ、同じ系式の別の番台(例えば、209系の京浜東北線の編成セットと川越線のセットがあるとします。京浜東北線は0番台車輌です。川越線は3000番以降の番号の車輌で組成された4両編成で、これを全て展示するとします。この場合、床下部分のみなら209系のもは209、モハ208の0番台も3000番以降の車輌も同じですし、車体長なども同じなので、3000番以降の車輌に0番台の車輌の床下でも取り付けられます)の車輌の行かしたと差し替えてしまえば、モーターも着いていないので、常点灯回路を使って電気量が多すぎて走ってしまった、という事はおきません。
かつて私が模型をいじくり回した経験からですが、参考にしてきて下さい。
お礼
大変勉強になりました。ありがとうございました