「エクソシスト」という映画が出て来た背景は？

質問

「エクソシスト」という映画が、1973年に公開されましたが、
この映画がこの年（1973年）に作られたのは、ベトナム戦争の反戦運動とフェミニズム（ベティ・フリーダンとか、グロリア・スタイナムとか）の流行があった影響でしょうか？
どういう時代背景のために、「エクソシスト」という映画が作られたのでしょうか？

回答No.5

からあげ ミームン（@marc2bolanti）

アクエリアス, の時代でしたね、占星学で云う。～名曲『Aquarius』が全米１位、日本でも大ヒット。魚座=キリストの時代が終わって、水瓶座時代に成ると言われ
カルフォルニアNewエイジ、の精神世界が流行りで、ティモシーリアリーやサイケ、オカルティスムが探求され。
丁度、NewROCK時代とも重なり、其処には当然、ベトナム反戦も含まれるでしょう。～”60年代半ばから”73年オイル危機迄
カルト映画のケネスアンガーは、ミックジャガー主演で「ルシファーライジング」撮りましたが、サントラはLed Zeppelinのジミーペイジ、彼は
大魔術師: アレスタ・クロウリーの屋敷を買い取り、RストーンズのキースリチャーズはBlackマジックにのめり込んでたと言われる、勿論drugも絡んで。STONESはサタニックmajestyと云うALBUM出し、ビートルズはインド神秘主義に。そう言う時代
💶 ヨーロッパでは「サスペリア(”75年」のダリオアルジェントのデビューが”70年。～イタリアでは当時、戦後の近代主義の影響か、エクソシスムは下火でエクソシストは二十人に減ってたのが、現在は二百人超えて盛況だと、先日BS番組で放映してたです
📺世界神秘紀行』バチカンが養成講座を開催してて神学は勿論、今は社会,民俗学から、医学,心理学,法学が重要視され、安易に悪魔憑きとは認定しない様です
老齢の信者が仰るには「戦争の後、祓い希望者が急増した」そう。
最初のオカルト流行りは、前世紀末で、神智学のブラバツスキーとか、コナンドイルも降霊術会に参加してた哉。～時代背景は、産業革命後の格差と困民の増加、其れが世紀を越えて一次大戦まで。その戦争で戦時神経症が多発し、憑依と似た症状だったかも、。其れでフロイド博士が研究したですね、後にPTSDと呼ばれる。
”70年頃の背景も、カトリックの衰退とアンチChristianism, が大きかったか
ベトナム戦争は直接関係は無いでしょうが、戦争の悲惨や経済的困窮が増加すると、精神危機を抱える民も増えるでしょう、現在もそうです。
📽映画のモデルとなった少年の悪魔憑きの症状は今では、抗NMDA受容体抗体脳炎 の典型と言われるそうで、不気味な笑いや咆哮、ヘルペスが顔に出たりもして、臨床的に治療も可能になってる様です。
元自民の豊田議員も悪魔憑き、と言われてるそうですが(~_~;)、世界情勢が酷いと比例して、斯様な症例も増えるのでしょう、アーメン。OMマニ,パドメ,フ～ム👃

回答No.4

oteramairisuki

この「エクソシスト」の原作者で脚本家でもあるウィリアム・ピーター・ブラッティが1971年にメリーランド悪魔憑依事件をもとにした小説『エクソシスト』を出版。ベストセラーとなりました。
　で、映画も大ヒットです。時代背景などは全く関係ないと思います。
なおメリーランド悪魔憑依事件については検索すればいろいろ出てきますので見てください。
　もっとも、原作者がどうして1971年に1949年に起こった事件を参考にして小説を書いたかとか、どうしてそれがベストセラーになったかを後世に考察するためには1970年代初頭の時代背景を考えることは悪いことではないでしょうが。

　個人的には単純に面白い話で原作がめちゃ売れて、映画もいい出来だったということだと思います。私はこの映画を公開当時に見ていますが、いまだにこのジャンルでこの映画を超えたものはないと思います。

回答No.3

vietdistortion

shizzyxx さま

真面目に答えると、社会運動や戦争はあまり関係ないです。６０年代～７０年代は、西洋哲学の限界や疑問が論じられるようになった時代で、同時期に東洋思想への関心も高まりました。

半年くらい前に読んだ本で知ったのですが、宗教も同様で、２０世紀初頭まで辛うじて世界各地で見られた、キリスト教を媒介とした「聖なる体験（奇跡）」がその時代には見られなかったそうです。キリスト教＝つまらないもの、という認識が社会の空気にあったと聞きます。

「エクソシスト」の制作者が、どこまでそのようなものを汲み取って、作品を作ったのかは知りようもないですが。

回答No.2

okok456

幼い少女が悪魔に取り憑かれとんでもない行動、言動は衝撃的でした。

1973年１月までアメリカは徴兵制があり
ベトナム戦争泥沼化、ソ連との冷戦、核兵器開発競争、キューバ危機などの不安、恐怖。
ベトナムから帰還し社会に馴染めない若者の増加。
は影響したかもしれませんね。

また、既存の価値観の否定、マリファナやLSDなどによるトリップ、ヒッピーやサイケデリックの流行も影響したかもしれません。

１９６０年代後半にヒットした悪魔の子を産む「ローズマリーの赤ちゃん」の影響が最も大きかったのでは？

回答No.1

SPROCKETER

映画「エクソシスト」が公開された１９７３年は石油危機が起こって経済成長率が大きく落ち込んだ頃ですよね。成長の限界とか、ニヒリズム（悲観主義）が蔓延した頃でもありました。米国はベトナム戦争とアポロ計画でインフレが酷くて、ニクソンショックなどの経済の行き詰まりが問題化した時期でもあります。成長神話に対する反動なのでしょうね。

　日本でも江戸時代は怪談話が流行していましたが、経済成長が止まっていた鎖国時代には政治的に必要なものだったようです。米国でも経済が行き詰った時には怪談やお化けの話が必要になったのでしょうね。

　１９７３年は日本では白黒テレビからカラーテレビへの買い替えが進み始めた時期でもあります。白黒テレビの頃は怪談やお化けが出る番組が多かった時期で、映画でも同じでした。

　米国でエクソシスト映画が大流行したのは、戦争で精神を病んでいた人が多かったからかもしれませんね。