「男は仕事、女は家庭を守るべき」というのはこれは家父長制を元にした考え方であり、日本の場合明治以降、ヨーロッパにおいても仕事と家庭の場所が異なるようになった工場制手工業などによる産業形態による社会変化によって起きたものであり、同じく女性は子育てに向いているというのは母性という神話が誕生したことに起因します。このような社会的構造を修正(?)することをベースにしているのがマルクス主義的フェミニズムと男女平等基本参画です。現代日本社会の病理としてはこれが少子高齢化に拍車をかける原因となっていることです。
政策としては待機児童ゼロなどを目標にしていますが、婚姻率も低下し、離婚率は高まっているので焼け石に水のような状態です。そして離婚時に養育権を母親が取得することが多いのですが、私の調べた地域での児童虐待の多くは収入の乏しい母子家庭です。
児童心理学においては両親の存在というのは非常に大きな役割をもっていますが、それが片親であればどうか…。病理では非常に重要ですがこのような問題点は一般的には触れません。
それと区別と差別を履き違えているジェンダーフリーですが、これは性差の環境決定論を支持したくて仕方のない人たちがいるからです。『性の署名』と『ブレンダと呼ばれた少年』を参考にしてください。
補足
ありがとうございました。 人の意見を聞いただけです。人に意見を聞くことはとてもいいことだと思います。みんな考えかが違うのだから・・