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4歳、早期教育塾辞めようか悩んでいます
3歳から、早期教育塾に通っています。小学校受験は考えていませんが、地域的に教育熱心な地域でほとんどが中学受験するような地域に住んでいます。 現在やっていることは、小1の算数(1~10までの足し算・割り算)ですが子供に拒否反応がでて毎回喧嘩で疲れました。以前は1~5までの計算はできましたが今では見ただけで拒否!で答えもデタラメに答えるためお手上げです。 しまじろうなど年齢相応のワークですとやりますが、塾の宿題は拒否です。 主人に、事情を話し辞めようと言っていますが「途中で投げ出しては全て中途半端な人間になってしまう」「嫌なことは逃げて良いと学習してしまう」と根性論を熱く語り辞めさせる気はないようです。 周りの子は、3桁の計算ができたり幼稚園で2桁の計算をやってたりで、優秀な子が多くこういった子が公立校に入ってくるので焦ります。 早熟な子だったら、早期教育も有りかなと思いますがうちみたいな子(不器用・幼い感じ)だと早期教育よりも伸び伸び育てたほうが良いかなと思っています。 早期教育、実際はどうなのでしょうか?
専門家の回答 ( 1 )
- 専門家松代 信人(@sainou) 知的発達障がい児教育の専門家
こんにちは。 発達障がいからではなく、才能全般に詳しい者として回答させていただきます。 [早熟・晩成] 多くの早熟、晩成を見てきております。小学校のときオール5で、Fランの大学しか合格できなかったという事例もありますし、全く目立たなかった子が東大に合格するようになっていたり。中年から才能を発揮し始めたり。 子供の個性に合わせた教育がとにかく重要です。 [根性論について] 根性論は、指導者が正しい指導をしている場合に成り立つものです。もちろん指導者が正しい指導をしていても、お子さまの特性によって合わない場合もあります。 幼児教育で間違った指導をしている場合も多々あるわけですから、間違った指導に根性論を持ち込むこと自体が根本的な間違いとなります。幼児教育領域には多くの不適切な教育者も存在しています。 [間違った指導] フラッシュカード等で大量の情報を脳に与え、無理に知能を上げていく方法など 間違った指導があります。こういった方法は元々ネズミで刺激を大量に与えたら脳血流が増えて脳が発達した、といった研究結果に基づくものなのです。脳の特定の領域に刺激を与えることで、使っていない他の領域のシナプスの刈込が行われることもあります。私の経験では、フラッシュカードで育ったお子さまは、情緒的に不安定な感じを受けています。 [実績表示] 進学先幼稚園や小学校に虚偽や水増しがある可能性もあります。塾で、1つの教室の合格者を他の複数の教室の合格者にもしていた、といったことで訴訟問題になったこともあります。幼児教室とて、必ずしも誠実な運営がなされているとは限りません。誠実な運営がなされていなければ、子どもの教育効果も期待できません。 [お勧めできること] 日常生活の中の活動をできるだけ子どもに手伝わせて、運動の発達を促すことです。ここで運動とは体育会系の意味での運動ではなく、神経回路を発達させる意味での運動です。指先の微細な運動、粗大な運動全てを含みます。不器用を気にされているのであれば、なおさらお勧めできます。 もちろん幼児教育の中にもお勧めできるものもありますので、本回答の中で否定的に扱っているのではありませんが、ご相談の文面を拝見した限りでは、伸び伸び育てられた方がよろしいかとおもいます。
松代 信人(@sainou) プロフィール
◆注力分野:知能改善、普通学級へ進路開発 幼児の知能改善、発達障がいの早期予防、知的・発達障がい・学習障害の治療教育 ◆対応分野 学習能力開発、進路開発、受験うつ、ネット依存 メンタル支援(脅...
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