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ゴビ砂漠の核実験

http://news.livedoor.com/article/detail/12835469/ >かつてのゴビ砂漠での核実験で、北京がどれだけ放射能で汚染されたかを知らないのだから この部分が気になったのですが、過去にゴビ砂漠で北京に影響が出るほどの核実験をやっていたのですか?

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  • staratras
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回答No.3

中国が初めて核実験を実施したのは1964年10月、東京オリンピックが開かれている最中でした。以後合計45回の核実験を行ったと公式に認めています。中国の核実験場は新疆ウイグル自治区のロプノール周辺にありました。(なおアメリカやソビエト連邦などを合わせるとこれまでに行われた核実験の回数は2000回を超えています) このうち地上で実施された大規模な核実験では、大量の放射性物質が大気中にまき散らされ、日本を含む世界各地で検出されていますので、当然北京にも放射性物質は降り注いでいたでしょう。 ただし、中国の核実験は国の北西の端近くで行われました。このため北京などの主要都市よりも西側や北側のソビエト連邦(現在はロシア・カザフスタンなどに分かれています)などの市町村の方がずっと近く、核実験場の周囲では、こちらの方向に深刻な汚染が生じているようです。専門家の中には、核実験場から北京の方向に風が吹いている場合は、実験を避けたのではないかと推測している人がいます。(セミパラチンスクで行われた旧ソ連の核実験でも同様にモスクワの方向に風が吹いている時を避けたとか) 仮にそうだとすれば、偏西風の影響は当然あるとしても、結果として北京やその延長方向にある日本の汚染は相対的には低くなったことになりますが…。 なお、中国に限らず核実験による放射性物質(当時は「死の灰」と呼んでいました)の降下は、当時は一般によく知られていて、小学生だった回答者や友だちの間でも「雨の日に傘をささずに歩くと放射能でハゲになる」などと言っていました。

ryugenn
質問者

お礼

ソビエトの人は大迷惑ですね。ひどい話ですね

その他の回答 (2)

回答No.2

かつて世界中で核実験をやっていた時代がありました。アメリカなどもマーシャル諸島でやっていましたね。福島の事故の時よりも、その時代の東京のほうが放射能はたくさん降って来ていたという話もあります

ryugenn
質問者

お礼

なるほど・・・

回答No.1

>過去にゴビ砂漠で北京に影響が出るほどの核実験をやっていたのですか? やっていました。北京どころか、日本も影響を受けた筈です。 1964年頃からルプノール核実験場で45回の核実験が行なわれました(そのうち23回が大気圏内核実験) ルプノールは北京から3000キロ以上離れています。 しかし、ルプノールを含むゴビ砂漠で上空高く巻き上がった黄砂は、偏西風に乗って、北京や日本まで来ます。 大気圏内核実験を行なえば、放射性物質を含んだチリがキノコ雲となって上空数千メートルまで巻き上がります。 黄砂も、ゴビ砂漠上空数千メートルまで巻き上がり、偏西風に乗って北京や日本までやってきます。 そう考えれば、北京どころか、日本にも「放射脳を含んだチリが降った」と考えられます。

ryugenn
質問者

お礼

45回も核実験をしたのですね・・・