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乾電池が電源のデジタルカメラがない

久しぶりにデジカメを買おうと思っていろいろ調べたら、乾電池が電源のデジタルカメラが激減しています。どういう理由なのでしょうか

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  • sailor
  • ベストアンサー率46% (1954/4186)
回答No.8

これはデジタルカメラの電力の消費パターンが乾電池に不向きなためですね。 他の方のお答えにもあるように、大きな電力を必要とし、その時の電圧の安定度が問題となるため兼電池では無理があるというのは正しいお答えです。さらに付け加えていうのであれば大電力を消費するときと殆ど電力を消費しないときの差がかなり大きいのがデジタルカメラのようなデジタル機器の特徴なのです。乾電池はこのように電力に使用量が大きく変わるような機器には不向きなのです。ちょっと聞きなれない言葉だと思いますが、内部インピーダンスという言葉があります。オームの法則ってご存知ですか?知っていると話が早いのですが、電池は電力を発生する装置ですが実際には電力を発生する装置の内部にも電気抵抗があって大きな電流を流すと電圧が下がってしまうのです。この電圧が下がってしまう原因である電気抵抗がNiMHやLiイオン電池などより乾電池ほうが大きいので、電力消費が状況によって大きく変化するデジカメなどでは乾電池ではかなり苦しいのです。また、最近の高性能な画像処理用のプロセッサーや高速なメモリーではこの傾向がより顕著になっています。電池というのは電池を使っていくに従って内部抵抗が大きくなっていくのですが、この変化も乾電池とNiMHやLiイオンでは大きく異なります。乾電池では残り80%程度あたりからジワジワとネイ部抵抗が大きくなっていき寿命まで大体一定の比率で大きくなっていきますが、NiMH電池やLiイオン電池では放電限界近くまで一定の内部抵抗が保たれる特性があるのです。 結果として、最近の高性能なプロセッサーや高速なメモリーを積んだカメラを乾電池で使うと安定して動作できるのは電池容量が80%程度になるまでということになってしまうのです。それ以降ではピントを合わせたりすることはできても、いざ撮影しデジタル回路での信号処理などが始まった瞬間に電圧が落ちてしまい撮影した画像が消えてしまうなんてことにもなりかねないからなのです。 結論として瞬間・瞬間で大きく消費電力が変わるデジタル機器には乾電池よりもNiMHやLiイオン電池のほうが適しているからお言うことです。トイカメラのような物や高度な画像処理を行わない物であればこの限りではありませんが、小型軽量で高度な画像処理と高速な撮影を両立しようとすると乾電池ではかなり無理があるのです。単1乾電池のような大型な乾電池がつかえればいいのですが、とてもポケットに入れておけなくなってしまいいますよね。

reva
質問者

お礼

乾電池とデジカメの相性がそもそもよくなかったんですね

その他の回答 (11)

回答No.1

カメラは消費電力が大きく、一般的な乾電池ではパワー不足であることと、充電池が小型化されたことでわざわざ本体サイズを大きくしてまで乾電池方式にする必要がなくなったためだと思います。

reva
質問者

お礼

パワー不足だったのですね・・・

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