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音律6.6とはどんな意味ですか
12.26日の朝刊(朝日)に石川さゆりの津軽海峡冬景色は音律6.6で弾ける調子とありますが どんな意味ですか。音律を調べてみましたが、理解できません、 教えて下さい。
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私もよくわからなかったので調べてみました。 日本の昔の音楽の音律に、そのような表記法があるようです。 日本音楽十二律の音律は順八逆六法、順六逆八法を使って求める。 まず標準音を調律具などから取る。 そしてその音から順八逆六法または順六逆八法で次の音を取る。 さらにその音からまた同じように音を取っていく。 取り方は全部で12通りである。 ここで順八逆六法によって取った音の数をm、順六逆八法によって取った音の数をnとする。 そしてその音律を(m,n) と表す。 mとnの和は必ず11になる。 例えば音律(6,5)の場合、音の取り方は順八逆六法で壱越→黄鐘 (おうしき)→平調→盤渉→下無→上無→鳧鐘の 6 つ、順六逆八法で壱越→双調→神仙→勝絶→ 鸞鏡→断金の5つである。 引用:http://www.eco.osakafu-u.ac.jp/osakafu-content/uploads/sites/6/2014/04/nakayoshishige.pdf ということですが、正直わかりかねます(汗) ただ、数は合わせて11になるとのことですから、1から数え始めているとすればこの論文とは違う方法かもしれません。
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- mt_mh
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朝日新聞は見ていません。また、私はまったくの素人ですが、素人なりに調べてみました。 さて、こちらの学生さんの卒業論文↓が参考になるかもしれません。 平成24年度卒業論文 日本音楽十二律の推定の再検討 所属ゼミ 村澤ゼミ 学籍番号 1090401093 氏 名 中喜重 (敬称略) http://www.eco.osakafu-u.ac.jp/osakafu-content/uploads/sites/6/2014/04/nakayoshishige.pdf 上記論文の中から引用します。 【引用開始】------------------------------------------------------------ 4. 日本音楽十二律 (2) 日本音楽十二律の音律のパターン 日本音楽十二律の音律は順八逆六法、順六逆八法を使って求める。 まず標準音を調律具などから取る。そしてその音から順八逆六法または順六逆八法で 次の音を取る。さらにその音からまた同じように音を取っていく。取り方は全部で 12 通りである。 ここで順八逆六法によって取った音の数をm、順六逆八法によって取った音の数をnとする。そしてその音律を(m ,n )と表す。mとnの和は必ず 11 になる。 【引用終り】------------------------------------------------------------- (※ 順八逆六法、順六逆八法については論文の中に説明があります) ここで、ご質問の音律「6,6」ですが、上の「日本音楽十二律の音律のパターン」には合いません。 「音律を(m ,n )と表す。mとnの和は必ず 11 になる」ですから(上記論文)。 仮に、音律が「6,6」ではなく、「5,6」でしたら 下の画像の赤ワクで囲った音律のことだと解せるかもしれません。つまり、「津軽海峡冬景色」は音律「5,6」で合わせた(つまり調律した)楽器で演奏し、歌手もその音律で歌う。また、「6,5」でしたらその列の音律です。 音律が「6,6」のとおりでしたら、上に書いたことは空論ですので無視してください。また、私は論文に書かれていることを十分理解しているわけではありませんのでひどい勘違いがあるかもしれません。 ※ 下の画像は上記論文から引用しました。ただし、赤色の文字とワクは回答者による書込みです。
お礼
ありがとうございました。演歌の音律って簡単に考えておりましたが、勉強してみます。よくわかりませんが、ド音を中心としたら6はラとミを中心に作曲されたのかと推測しました。これわ可笑しいと分かっていますが。