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慢性胃炎と普通の胃炎は違うのでしょうか?

慢性胃炎の原因と胃炎の原因は違うのでしょうか?症状に違いがあるのでしょうか? 胃炎が治らなくなったのが慢性胃炎ですか?不治の病と言う事なんでしょうか? 治し方をご存じの方、どうか教えて下さい。

質問者が選んだベストアンサー

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  • rokutaro36
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回答No.1

慢性胃炎は、かつては、胃酸によって胃壁が傷つくのが 原因と言われていましたが、今は、ピロリ菌の長期感染症だと 言う考えが主流です。 普通の胃炎とは、急性胃炎ということになります。 原因は様々ですが、感染症型と毒素型に分けられます。 感染症型というのは、コレラ、腸チフスなどのウィルス、細菌などの 感染によって起きる胃炎のことです。 毒素型というは、例えば、O157のように細菌が出す毒素が 原因のこともありますが、有害な化学物質、薬の副作用も 毒素型に分類されます。 治療方法は、 急性胃炎の場合、何が原因なのかを素早く突き止めて、 原因に応じた治療を行います。 慢性胃炎の場合は、抗生物質などでピロリ菌の除去を行います。 慢性胃炎は不治の病ではありませんが、ピロリ菌の除去が うまくいかなければ、例外的に、症状が続くことになります。

bullbear36
質問者

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早速のご回答ありがとうございます。除菌に失敗するのはどのような理由が有るのでしょう。成功する為には、どんな事に注意すれば良いのですか?

その他の回答 (4)

  • rokutaro36
  • ベストアンサー率55% (5458/9820)
回答No.5

(Q)1回は失敗したが成功するまで何度もトライ出来るのですか? (A)成功率の高い抗生剤の組み合わせを1回目に行い、 2回目は別の組み合わせを行います。 1回目の成功率は、8割ほどです。 失敗した2割の人が2回目をトライして、 有効率は、8~9割。 トータルで、95%以上の人が除菌できます。 保険適用はここまで。 3回目以降は、自費になります。 つまり、現実には、数%ぐらいの人が失敗するということです。

bullbear36
質問者

お礼

ご回答ありがとうございます。除菌の成功率が結構高率なのが分かり安心しました。

  • jing0708
  • ベストアンサー率59% (485/810)
回答No.4

基本的に内視鏡上の鑑別は可能です。慢性の方が瘢痕化した組織を見つける可能性が高いからです。 しかし、最も多いのは症状がどの程度続いているかを聴取することです。当然、長期間であれば慢性胃炎である可能性が高いということになります。従って、尿素呼気試験などを行い除菌の必要性を判断します。 ちなみに、現在はボノサップなどの一包化された製剤があるので減りましたが、除菌の失敗で最も多い原因は患者のコンプライアンス(きちんと指示通り飲むこと)が低いことです。きちんと使って頂ければ、ボノサップは9割以上の除菌率がありますし、仮に耐性菌だとしてもメトロニダゾールによる二次除菌が可能ですので完全に除菌できない失敗例は国内ではほとんど報告がありません。

bullbear36
質問者

お礼

ご回答ありがとうございます。除菌方法も進歩して成功率は改善されてると言う事ですか。

  • rokutaro36
  • ベストアンサー率55% (5458/9820)
回答No.3

(Q)除菌に失敗するのはどのような理由が有る (A)抗生物質が効かないというのが主な理由です。 少数ですが、副作用が出て中止ということもあります。 いずれも、注意してどうこうできるという問題ではないので、 仕方のないことです。

bullbear36
質問者

お礼

ご回答ありがとうございます。2次除菌、3次除菌という言葉を聞きますが、1回は失敗したが成功するまで何度もトライ出来るのですか?

  • jing0708
  • ベストアンサー率59% (485/810)
回答No.2

ほかの方の回答が比較的良いのですが、ちょっと足りないので補足します。 まず、急性胃炎の原因は感染あるいは毒素型だけではありません。アルコール摂取、薬剤性、ストレスなどの心因性の3種も忘れてはいけません。 次に、慢性胃炎ですが、確かにヘリコバクター・ピロリの関連は1982年から盛んに指摘されています。しかし、除菌による症状改善例は多いものの根治例は実はそこまで大きくないのです。 重要なのは、食生活や生活習慣、ストレスによる胃粘膜防御因子の分泌低下であり、これは高齢者に顕著に現れます。従って、除菌後にH2ブロッカーやレバミピドなどの長期的な治療が必要になることがあります。加えて1年に1回は胃がん検査を受けることが推奨されています。 慢性胃炎は不治の病ではありませんし、死ぬ病気でもありません。 しかし、その治療法は除菌という単純な方法では終わらず、その後漢方を用いた体質改善などに移行する例が殆どであることも十分に留意しなければいけないことです。

bullbear36
質問者

お礼

ご回答ありがとうございます。急性胃炎か慢性胃炎かは内視鏡手技のドクターは画像で判別可能なのでしょうか?炎症の形態に異なった特徴とかが認められるのですか?ピロリ菌由来の炎症かどうかも分かるものですか?

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