水はたくさんあげることをおすすめします。
おばかさんではないので、自分で節制できます
乾燥地帯の生き物ですから水不足でも耐えられます。しかし、ケージの隅に
こびりつく「尿酸」として排泄するようになります。「尿素」と異なり、
排泄にあまり水を必要としないため、進化の途上爬虫類の時期に獲得したよう
です。結果として、排尿できない「卵」での生活と内陸進出が確保されました。
しかし、「尿酸」は私達では尿路結石、痛風、関節炎、腱鞘炎などの原因
物質です。多量生産はけして健康に良い物ではありません。哺乳類は皮下脂肪
の多量に水分を蓄積・利用することでこのリスクを回避しています。 しかし
私達はいまだ爬虫類の頃の尿酸合成遺伝子を持っています。 そしてそれは
水不足で目覚めて、寿命を縮める方向に働きます
尿処理にお困りでしたら、まぁ異論はあるでしょうが「土飼い」をお勧め
します。 野生環境で不衛生だったり、臭うようなことをしたら 天敵に
おいしく食べられてしまいます。ハムスターは元来においの少ない乾燥地帯
出身なので、この傾向は強く、しっかり処理する術を遺伝子に刻んでいます。
ちなみに頭がよいせいか、遺伝子に逆らうのは活動時間。昼も15時ともな
れば、生徒に登りたいかして毎日自分から挨拶に出てきます。
また、麻紐を3cmくらいに切ってあげると、地面を掘って、自分の夏毛と
あわせて暖かい巣を作ります。巣の内部は自分の体温で結構暖かくなって
います。今年もヒーターは使っていませんが、適当に巣に戻ったり、出てきて
生徒をもてあそんだりしています ではでは