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19.5Whのバテリー容量は・・・

モバイルバッテリーだと8000mAhって表示なんですが、 アンドロイドタブレットのバッテリー表示が19.5Whって表示です。 5Vなので3.9Ahって事になりますか? 8000mAhのモバイルバッテリーを繋いで使えば、3倍使えるって事で良いのでしょうか?

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  • mdmp2
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回答No.2

だいたいそれで良いと思います。 細かいことを言うなら、 Wh 容量は、一定の電力で放電し、放電終止電圧に達するまでにかかった時間に電力をかけた値です。放電が進んで電圧が下がれば、電流を増やして、常に一定の電力になるように放電します。 Ah 容量は、一定の電流で放電し、放電終止電圧に達するまでにかかった時間に電流をかけた値です。 バッテリの容量の表し方には時間率というのがあります。最近のバッテリは5時間率で容量を規定するものが多いです。5時間率、容量が8000mAh のバッテリは、 8000mAh/5h = 1600mA で放電したとき、5時間もちます。(1600mA x 5h = 8000mAh) 5V のバッテリ(5V のバッテリはありませんが、そうしておきましょう。)なら、放電初期は5V なので、電力は5V x 1600mA = 8W です。電力がずーっと8W のままで変わらなければ、このバッテリのWh 容量は、8W x 5h =40Wh になりますが、放電時間が進むに連れて電圧が下がりますので、電力はいつまでも8W ではありません。よって、このバッテリのWh 容量は40Wh よりすこし小さい値になります。 5時間率、5V 19.5Wh のバッテリは、放電終止電圧になるまで3.9W 一定の電力で放電したとき5 時間もちます。 放電開始時の電圧は5V なので、電流は3.9W/5V = 0.78A = 780mA です。放電が進むにつれて電圧が下がりますので電力を一定に保とうとして、放電電流は780mA から次第に大きくなっていきます。 このバッテリを780mA 定電流で5時間以上放電することができます。よって、mAh 容量に直すと、780mA x 5 h = 3900mAh (3.9Ah) より多少大きい値になります。 そこで、5時間率、5V 8000mAh のモバイルバッテリーを繋いで使えば、3倍つかえるか?については、つぎのように説明することができます。 繰り返しになりますが、放電電流は、8000mAh/5h = 1600mA, 放電開始時の電圧は5V なので、放電開始時の電力は、5V x 1600mA = 8W です。 そのまま8W で一定ならWh 容量は8W x 5h = 40Wh になるのですが、実際は電圧が下がるので40Wh より多少小さい値になります。仮に、36Wh とすると、もともとついているバッテリの容量19.5Wh と合わせて55.5Wh になります。 55.5Wh/19.5Wh = 2.85 倍使えるということになりますかね。 もうひとつ考慮すべきことがあるのですが、読むのに疲れたと思いますのでこの辺で、

fjdksla
質問者

お礼

沢山書き込んでいただいてありがとうございます。 概ね理解できます。 宜しければ、もう一つ考慮することも教えていただけると助かります。

その他の回答 (2)

  • mdmp2
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回答No.3

No.2 です。 興味をもっていただき、ありがとうございます。 バッテリの容量は「放電電流 x 放電終止電圧になるまでの放電時間」です。5時間率で容量を定義されたバッテリは容量の数値の1/5 の電流で放電したとき、5時間使えるということです。 数値をあてはめてみますと、36Wh のバッテリを7.2W で放電すると5時間持ちます。 それなら、36W で放電すると1時間もつか?というと、持ちません。5時間率で規定された容量の数値に対する放電電流(電力)の比が大きいと実際の容量は36Whより小さくなります。逆に5時間率で規定された容量の数値に対する放電電流(電力)の比が小さいと実際の容量は大きくなります。例えば3.6W で放電すると、実際の容量は36Whより大きくなり、10時間を超えて使うことができます。(リチウムイオン電池の場合はその差は小さいですが、) さて、貴問題の場合ですが、 タブレットのバッテリは19.5Wh そのバッテリでタブレットを5時間使うことができるものとします。そうすると、放電電力は3.9W (容量の1/5)になります。 そこに36W のバッテリを並列接続すると、トータル容量は55.5Wh になります。 55.5Wh のバッテリから3.9W の定電力で放電することになります。容量の数値に対して3.9/55.5 = 0.7 ≒ 1/14 に相当します。 よって、No.2 の回答で申し上げた2.85 倍よりは多少長く使えることになります。 リチウムイオン電池の放電電流(電力)と容量の関係の一例は次のページを参照してください。 http://antenna1st.com/html/lithium_point7.html 放電電流により容量が変わることがわかると思います。 もうひとつ、厳密には出力電圧が5V のバッテリというものは存在しません。モバイルバッテリはリチウムイオン電池(電圧3.7V)に3.7V→5V昇圧コンバータが取り付けられ、一つのケースに収められた製品です。 モバイルバッテリをタブレットに接続した時は、タブレットの充電回路を経由してタブレットの内蔵電池が充電されます。充電回路には多少の損失がありますので、モバイルバッテリを接続して延長される使用時間は、多少割り引いて考える必要があります。

fjdksla
質問者

お礼

>放電電流により容量が変わることがわかると思います。 これはどんなバッテリーでも同じ事が言えますね。 でもこうして言われると納得です。 ま~でもそれほど正確な時間を計るわけでも無いですし・・・ 電池が無くなったらあきらめるしかないですから、 予備のバッテリーと充電器を持参します。

回答No.1

単純計算ではそうなります。 内部バッテリが100%の状態から外部バッテリを接続して、給電補助しながら使えば、3倍持続するでしょう。 外部バッテリは、いったん内部バッテリへの充電を通してから本体への給電となるため、内部バッテリと同等というわけにはいかない部分があります。充電速度の遅い組み合わせだと、内部バッテリが枯れた時点で動かなくなります。

fjdksla
質問者

お礼

一応5V2A出力のモバイルバッテリーです。 タブレットも5V2A急速充電なので、充電が間に合わないという事は無いと思います。 電流が少なくなってきたら最後まで使えないかも知れませんが・・・

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